第0話 プロローグ
はじめまして、瑝覇と申します。
ご覧いただき、ありがとうございます。
普段は物語を書かない人間ですが、どうしても形にしたい世界があり、筆を取りました。
言葉は丁寧に選んでいますが、時に感覚で書いている部分もあります。
作者の癖や空気感もこの作品の一部として、ゆっくり味わっていただければ幸いです。
登場人物は多く、世界は少し複雑です。
それでもこの色の交わる世界を覗いてみようと思ってくださる方へ──ようこそ。(強い握手)
分厚い本を抱く、美しい手。
細く輝く指輪が、淡く光を返す。
静かに頁をめくりながら、綺麗な声が空間に浸透していく。
指先が、頁の上をゆるやかになぞる。
一体、誰が創造したのか。
なぜ、世界には色が溢れているのか。
なぜ、多くの種が息づき、交わり、解けていくのか。
創造と破壊は、表裏一体。
何かを誕生させるには、喪失が伴う。
拒まず、受け入れる。それが正しさだと知る術は、どこにあるのか。
創造と破壊が交差する、この世界の"正しさ"とは何か。
頁が、静かに閉じられる。
時間、空間、光と闇、星、空、大地、海。
そして——生き物。
「世界は色で満ちている」
その指先から、ひとひらの光が零れ落ちる。
塔の頂から放たれたそれは、夜空を漂い、やがて遠くの地へと飛び去っていく。
まるで、誰かを導くように。
第0話をお読みいただき、ありがとうございます。
何を言っているのか──そう思われた方も多いと思います。
けれど、この始まりには必ず意味があります。
どこかに繋がっています。
それが見えた時、少しでも“この世界”を好きになっていただけたら幸いです。
キャラクターへの拘り(癖)が高く、細かい仕草の説明が入ることがあります。
グロテスクな描写が出てきたりするので、苦手な方にはお勧めできません。
第0話〜第7話まで一気に公開しております。
第7話以降は定期的に更新していきますのでよろしくお願いします。




