第八十九話
ナイフの傷跡から血がこぼれる二人から刺さったナイフが離れる。
「エネルギー補充っと―――あったあった魂の残りが、いっただきまーす!」
鏡が愉快そうに笑い。
ナイフから流れる血を結晶上にして、そのまま口に入れる。
戻ってきたナイフが左右のナイフと融合する。
「んん~! アンチレガシーウエポンの力がこれでまた増えた訳だ。―――うん、いい鮮度だ。前より力を感じるぜ」
鏡が愉快そうに笑い。
付近にいる魂喰らいが鏡を無視するように男女の大学生に宙に浮いて、近づく。
「いやぁ……死にたくない……助けてぇ……」
二人の男女が弱々しく起き上がる。
傷口を抑えながら痛みが和らいでいるようだ。
女子大生が泣きながら、迫ってくる魂喰らいを見上げる。
羊の顔を切り抜いた触手が両脇にある魂喰らい二匹がそれぞれ二人の大学生に近づいていく。
「お願い止めて……来ないでぇ……」
女子大生が動けずに失禁する。
男子大学生は既にもう一匹の羊型の魂喰らいに触手で弄られていた。
触手が刃物の形になり、男子大学生の体を刺していく。
「―――ッ!?」
痛みを男子大学生が訴える前に口に触手をぶち込まれる。
男子大学生の彼氏を見て、女子大生が泣きじゃくる。
「もう止めて、謝るから―――許して、殺さないで!」
女子大生が命乞いを泣きながら鼻水を垂らして―――乞う様に頭を下げる。
鏡は面倒くさそうに頭を掻いて―――。
「そうだなヤリマン君は―――ちょっと魂喰らいに弄ばれてもらおうかな」
そう言って、羊の顔の魂喰らいが女子大生に触手を近づける。
触手が女子大生の口に入り込み。
「うぶっ!」
女子大生の顎が外れかかる。
触手が女子大生の体に巻き付き。
宙に上げられる。
触手が女子大生の股の間に入り込み。
スカートや下着を溶かしていく。
女子大生の失禁した尿を触手が吸い上げる。
首や胸にも絡みついた触手が服を溶かしていく。
「へぇ、着やせするんだねぇ。生意気な口叩く割りにはスタイル良いじゃない?」
鏡が愉快そうにその光景を見る。
服もブラも溶かされ―――。
触手が胸の周りを巻き付きながら揉んでいく。
女子大生の局部や体の穴にも触手が侵入していき―――。
女子大生がビクンビクンっと震えながら―――されるがままになる。
「ヒャアッハッハッハ! 触手で感じてるってか? とんでもない淫乱なヤリマンだな? ええ?」
鏡がゲラゲラっと笑いながら、そのレイプのような光景を楽しそうに見る。
もう一方の男の方は光を失った虚ろな目になり、血まみれになる。
「おっ! もう一方は済んだみたいだな。さーて、それじゃあ羊型の魂喰らい君―――言語も覚えたみたいだし、魂も大事な部分奪っただろ?」
鏡が男子大学生を注射器のように刺していた触手を離す。
男子大学生が無気力になり、倒れ込む。
一方で三つの体の穴を触手で侵入された女子大生が虚ろな目になる。
「そっちも言語覚えて、魂の大事な部分も奪っただろ? 女犯すと後々言語覚えてるのが増殖できるからありがたいってか! ヒャアッハッハッハ!」
鏡が愉快そうに高笑いする。




