表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
72/148

第七十二話

 時雨が指示を出す。


「ドレッド君は右の奴を! 佳代子ちゃんは真ん中をお願い! 私と千明ちゃんが協力して左の魂喰らいを倒すわ!」


 時雨の言葉に佳代子とドレッドがそれぞれの魂喰らいに向かっていく。

 佳代子が三匹を分断させるために弓のレガシーウエポンで攻撃する。

 真ん中に飛んだ弓矢を左右の魂喰らいが躱して、三匹が分散される。

 ドレッドか氷の剣を握り、左に走っていく。

 左側の熊型の魂喰らいがドレッドと同じ方向に向かう。


「チアキ! 魂喰らいの触手攻撃に気を付けろ! 要らぬ追撃は避けるんだ」


 ドレッドがそう言って、熊型の魂喰らいから伸びていく触手を躱す。

 伸び縮んだ触手が鞭のようにドレッドに上から被さるように先端を鋭利にさせ伸ばしてくる。


「させるか!」


 ドレッドが氷の剣で空中の触手を斬りつける。

 熊型の魂喰らいから触手を斬られた痛みで悲鳴が響く。


「―――グアアァ!」


 同じ頃―――。

 真ん中の熊型の魂喰らいから触手を後退して佳代子が避けていく。

 初撃の弓矢を躱した真ん中の魂喰らいが佳代子に近づいていく。


「むッ! 近接戦闘では矢を退く暇がないな。引き付けてからでは遅い」


 佳代子がそう言って、バックステップしていき。

 次々と上から下に降りかかる触手を避けていく。

 佳代子の腰にある矢筒から弓をレガシーウエポンで生成する。


「私の矢は一撃が強力だが―――その一撃を与えるための一本一本の矢を具現化するのに―――」


 佳代子が喋りながら後退していき。

 背中にコンクリートの壁が当たった時―――。

 熊型の魂喰らいから全方向に触手が伸びていく。


「精神力を使うのが考え物よな!」


 佳代子が言い終えた後に矢が光で生成され―――。

 弓で矢を素早く引く。


「捉えた! 貰ったぞ! 覚悟せよ!」


 佳代子の言葉と共に矢が熊型の魂喰らいに当たる。

 佳代子の足に触手が絡みつき―――。

 そのまま転倒する。


「しまった! 痛い!」


 佳代子が地面に背中をぶつける。

 それと同時に熊型の魂喰らいのこめかみに矢が突き刺さる。

 熊型の魂喰らいから痛みで悲鳴が響く。


「グエッ! ギギギギギギ……ギャーン!」


 光の矢から魂喰らいが風船が破裂するように肉片が飛び散る。

 触手が赤い光で消滅していき。

 真ん中の魂喰らいが死滅した。

 佳代子が起き上がる前に―――。

 別の左側の場所でドレッドが氷の剣で触手を斬りはらっていく。

 ドレッドが近接戦闘の剣で熊型の魂喰らいからの中距離の触手攻撃を薙ぎ払っていく。


「オレのレガシーウエポンで念じて―――氷の息吹を遠距離で放つ! 喰らえ!」


 ドレッドが念じて氷の剣の切っ先から氷の風が吹き出す。

 絶対零度に近い一部の空間の氷の風で触手が凍っていく。


「ギギギ? ッギギィ!?」


 熊型の魂喰らいが触手と共に全身が凍り付いていき。

 空中で氷漬けになり、触手と共に停止する。


「―――斬らせてもらう!」


 ドレッドが跳躍して、熊型の魂喰らいに近接距離まで一気に近づく。

 動きを氷の冷たさで止められた魂喰らいが必死に抵抗するも―――。

 ドレッドがそのまま氷の剣を上から下に振り下ろす。


「ギニャアー!?」


 魂喰らいが真っ二つになり、消滅していく。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ