『同棲開始日と、未来へのカウントダウン』
こんにちは、坂下あかりです。
前回は──夢野くんから“合鍵”を渡されて、もう完全に婚約指輪もらった気分でした。
料理・洗濯・掃除の分担も決まって……まるで新婚生活そのもの。
そして今回は……ついに「同棲開始日」を決めちゃいます!
合鍵の余韻に浸りつつ、未来がどんどん具体的になっていく……。
どうか最後まで見守ってくださいね。
通勤電車の中。
私はカバンの中に入っている合鍵を、ぎゅっと握りしめていた。
(これ……指輪と同じじゃない?
やば……私、もう完全に妻ポジション……)
頬が緩んでニヤけた瞬間、隣の乗客がチラッとこちらを見てきて、慌てて顔を背けた。
……余韻、恐るべし。
夜。
夢野くんの部屋で、同棲開始日を決める話になった。
「せっかくなら覚えやすい日にしましょう」
「うん……どの日がいいかな」
候補は色々。
出会った日、初デートの日、夏祭りの日……。
相談の末、二人にとって大切な“あの日”を選んだ。
「じゃあ、その日にしましょう」
「うん……記念日だね」
その瞬間、心臓がキュンとした。
(待って……記念日って……それもう結婚前提じゃない!?)
リビングでは、ホワイトボードを広げて家事の分担や家具配置の相談。
「掃除は一緒に」
「料理は僕が」
「洗濯は私ね」
一つひとつ、当たり前のように未来が形になっていく。
それが嬉しくて、笑顔が止まらなかった。
そして……私の妄想は、また暴走。
(引っ越し当日……段ボールだらけの部屋で
「お疲れさま」って笑い合って……)
(そのままソファでゴロン → ベッドへ → ……やば、新婚初夜コース!?)
頭の中でウェディングマーチが爆音再生。
気づけば、頬まで真っ赤になっていた。
「……あかり?」
「な、なんでもないっ!!」
夢野くんは不思議そうに笑った。
その穏やかな顔に、また胸がぎゅっとなった。
「同棲開始日から、本当に“二人の生活”が始まるんですね」
「……うん。カウントダウン、もう始まってるんだね」
合鍵をぎゅっと握る。
それは未来への約束の合図みたいに、温かかった。
ここまで読んでくれてありがとう。
ねぇ、やばくない?
合鍵の余韻だけで胸いっぱいなのに、今度は“同棲開始日=記念日”だなんて……。
もう、未来が尊すぎてどうしよう!
家事分担まで完璧に決まっちゃって……気分は完全に新婚さん。
でもね。
記念日って聞いた瞬間……つい頭の中でウェディングマーチ鳴らしちゃって。
一人で真っ赤になってたのは内緒。
……わたし、ほんとに夢野くんと暮らせるんだね。
ドキドキしすぎて、寝られないかも。
次回は──
いよいよ“引っ越し準備”本格スタート!
新生活に向けて、もっともっとキュンを詰め込んじゃいます。
どうか楽しみにしていてくださいね。
──坂下あかりより




