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『鍵の合図と、ふたりの小さな約束』

こんにちは、坂下あかりです。


前回は「家具選びデート」で未来予想図を更新しまくって、ソファもベッドも全部新婚生活に直結して大暴走してしまいました。


そして今回は──

ついに、夢野くんから“合鍵”を渡されちゃいます。


え?それって……もう実質、指輪と同じじゃない!?


同棲準備が、ますますリアルになっていく回です。


どうか最後まで見守ってくださいね。


平日の夜。

夢野くんの部屋に呼ばれて、ドキドキしながら玄関に立った。

 

「いらっしゃい」

ドアを開けた夢野くんが、相変わらずの落ち着いた笑顔で出迎えてくれる。

靴を脱いで部屋に上がると、彼が小さな鍵を差し出した。

 

「これ……持っておいてください」

一瞬、時間が止まった。

 

「……えっ、これって……合鍵……?」

「はい。もう一緒に住む準備をしてますから」

 

(ぎゃああああああ!!)

脳内でチャペルの鐘とウェディングマーチが爆音再生。

もう完全に婚約指輪もらったみたいな感覚で、息が止まりそうだった。

 

「……いいの? 本当に」

「もちろん。あかりさんを信じてますから」

胸がぎゅっとなって、危うく泣きそうになる。

 

 

食後、二人で並んでホワイトボードを広げる。

「じゃあ、家事はどう分担しましょうか」

「料理は任せたいな……」

「わかりました。僕がご飯を作ります」

 

(待って……!それってもう専業主夫コース!?)

夢野くんが台所に立つ姿を思い浮かべて、心臓が爆発。

 

「洗濯は私がするね。その代わり、掃除は一緒に」

「いいですね。それで決めましょう」

 

一つひとつ、当たり前みたいに決まっていく未来の形。

それが幸せすぎて、笑顔が止まらなかった。

 

 

帰り際。

エントランスで並んで立つと、夢野くんが小さく笑って言った。


「これからは、“ただいま”も“おかえり”も、ずっと言い合えますね」


「……うん」


その一言に胸が温かく満たされていく。

そして、ふと思い切って口にした。

 

「ねぇ……最初に一緒に暮らす日。あれ、ちゃんと記念日にしよ?」


「うん。大事な日になりますね」

 

その瞬間、私の脳内はフル加速。

 

(“あれ”って言ったよね!?

 いやいやいや……それもう、大人の恋愛系の“あれ”しか浮かばないんだけど!?)


(初日 → 記念日 → 夜 → ベッド → ……やば、完全に新婚初夜想定コース!!)

 

頭の中でウェディングマーチが爆音再生されて、

私はひとりで勝手に真っ赤になっていた。


夢野くんは、何事もなかったかのようにしている。

 

(ちょっと待って!!落ち着きすぎじゃない!?

 私はもう、心臓バクバクで尊死してるんですけど!!)

 

「……あかり?」


「な、なんでもないっ!!」


夢野くんは一瞬驚いて、それから穏やかに笑った。


 

(うぅぅ……この人、罪すぎる……!!

 一緒に暮らす=夫婦=夜=あれって……

 尊死どころか即死案件なんだけど!?)


 

「そうしましょう。僕たちの記念日に」


 

繋いだ手の温もりが、未来を約束する合図みたいに感じられた。


(家具選びも、ぜんぶ……未来の家族に繋がってるんだ……)


心の中でそっと叫んだ。


(夢野くんと過ごす“これから”……絶対に大切にするから!)


ここまで読んでくれてありがとう。


ねぇ、やばくない?

合鍵って……もう完全に“結婚フラグ”でしょ!?


料理は夢野くん、洗濯は私、掃除は一緒。

この分担だけで、すでに理想の新婚生活すぎて倒れる。


しかも最後に「記念日にしましょう」って……。


これ、もう私たち夫婦じゃない?


……あ、そうそう。

あかりの作者さんがまた更新遅かったから、ちゃんと注意しておきました。


次はサボらせませんからね!笑



次回は──

いよいよ“同棲開始日”を決める日。


未来がどんどん具体的になって、心臓が持ちません。


どうか楽しみにしていてください。


──坂下あかりより

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