『同棲計画と、はじめての“おかえり”』
こんにちはっ
坂下あかりです!
前回の浴衣デート……
もうほんと、心臓が爆発しっぱなしで……
花火とキスなんて、反則すぎましたよね!?
で、さらに……
その余韻にひたりまくっていた私に、
夢野くんがまたまた爆弾発言。
なんと……「一緒に暮らしますか?」って!!
いやいやいや……待って待って……
そんなの、プロポーズと同じじゃない!?
今回は、同棲の話がぐんぐん進んじゃう、
未来直結の胸キュン回です。
どうか、最後まで見守ってくださいっ!
夏祭りの翌朝。
私は、通勤電車の中でニヤニヤが止まらなかった。
(だって……昨日の夢野くん、反則すぎたもん)
浴衣姿で、わたしのこと見つめながら
「とても綺麗です」って言ったあの瞬間。
(ああああああ……思い出しただけで死ぬ……)
帯を直すときの、あの指先のぬくもり。
花火の音にまぎれて──唇がそっと触れた瞬間。
(これ……現実なんだよね?
あたし、夢じゃなくて……ちゃんと夢野くんの“彼女”なんだよね……?)
胸の奥がきゅーっと締めつけられて、
もう一度だけ昨日の夜にワープしたくなる。
(ふふ……昨日の写真、何回見てもニヤける……)
スマホのアルバムには、浴衣姿の夢野くんや、
二人で撮ったツーショットがぎっしり。
花火の写真なんて、スクロールするたびに胸がドンッて跳ねる。
(あれ……ほんとに現実だったんだよね……?)
会社に着いても、頭の中は祭りの余韻だらけ。
昼休み。
屋上のベンチで、いつものように手作り弁当を広げる。
「昨日はありがとうございました。すごく楽しかったです」
夢野くんが、やわらかく笑ってくれる。
(え、ちょ……その笑顔……昨日の花火より破壊力ある……)
私は、ついポロッと本音を漏らした。
「次は……もっと一緒にいられる時間が欲しいな」
夢野くんは箸を止めて、私を見て……
少し考えてから。
「……じゃあ、一緒に暮らしますか?」
「──はああああああ!?!?」
頭の中、鼓笛隊とチャペルの鐘が同時に鳴り響く。
(ねぇ……それ、完全にプロポーズじゃない!?)
「前から考えてたんです。家事も分担できますし……
何より、毎日“おかえり”って言えるので」
(ひぃぃぃ……尊い……)
「でも、すぐじゃなくていいですよ。準備してからで」
「……すぐでも……」って言いかけて、
私は慌てて口をつぐんだ。
週末、お試しで夢野くんの家へ。
彼の部屋に入るのは、二度目──。
シンプルで整っていて、落ち着く香りがした。
(わぁ……ここに来るの、あの日ぶり……)
以前ここを訪れたのは、
夢野くんが自分の“特性”や苦手なこと、
大事にしている想いを丁寧に書き留めた
“あのノート”を私に手渡してくれた日以来。
ページをめくるたび、
夢野くんがどんなふうに生きてきたのか、
どんなことを大切にしているのか、
胸にまっすぐ届いて──。
あの日からずっと、
この部屋には“特別な記憶”が残ってる。
だから今、こうしてまた足を踏み入れた瞬間、
心の奥がじんわり温かくなった。
夢野くんがクローゼットを開けながら、
「落ち着いたら、一緒に家具を選びに行きましょう」と言う。
(あ、だめ……もう頭の中、ソファで添い寝とかベッドで……ってあああ!)
夕食は一緒に作った。
エプロン姿の夢野くんが、包丁を持ちながら振り返る。
「あかり、玉ねぎ切るのお願いできます?」
(名前呼びきたああああああ!!!)
夕食後、ソファで並んでテレビを観ていたら、
夢野くんがぽつり。
「こういう時間が、毎日あったらいいな」
「……じゃあ、やっぱり同棲しよっか」
自然と笑顔になって、手と手が重なる。
あったかくて、心まで包まれるみたいだった。
「じゃあ、週末に不動産回りましょう」
夢野くんのその一言に、
私の脳内は完全に“結婚前提”モード突入。
(もう……夢野くんとの未来、始まっちゃったじゃん……♡)
ここまで読んでくれて、本当にありがとう!
ねぇ、今回やばくない?
夢野くんが「一緒に暮らしますか?」って……
それ、もう実質プロポーズでしょ!?
しかも、家具選びデートとか……
もう完全に新婚生活の入口じゃん……!
お試しお泊まりでエプロン姿とか、
反則すぎて心臓5回くらい落ちたよね。
次回は……
同棲に向けて、不動産屋デート!!
二人の“これからの家”を探しに行きます。
もちろん、キュンも妄想もMAXでお届け予定!
どうか、楽しみにしててね♡
──坂下あかりより




