『浴衣と夜景と、不器用な気持ち』
こんにちはっ♡
坂下あかりです!
ついにやってきました……社員旅行っ!
前回の「ノート事件」から少し経って、
わたしは、夢野くんのことをもっと知りたいって思ってます。
今回は……ちょっぴり大人な雰囲気の夜景と、
浴衣姿でドッキドキの展開♡
不器用だけど真っ直ぐな気持ち、
どうか、まるっと受け取ってくださいっ!
社員旅行初日。
みんなで観光して、お風呂入って、ごはん食べて。
──その後。
「……あかりさん。少し、外……歩きませんか?」
夢野くんに誘われて、旅館の外へ。
(やば……浴衣姿、見られてる……!?)
もうドキドキが止まらなくて、足元ふらつき気味(笑)
そして、坂道を少し登った先にある、小さな展望台。
夜風がやさしく吹いて、
目の前には……キラキラの夜景。
「……きれい」
「はい。……でも、きれいなのは──」
夢野くんが、ふっと視線を横に向けて。
わたしを、見た。
(えっ……今、絶対……)
「浴衣、似合ってます」
(むりむりむりむりむりっっ♡)
心臓、バクハツです。はい。
「夢野くんこそ、なんか……いつもより大人っぽいっていうか……かっこいい……」
「……ありがとうございます」
少しだけ、静かな時間が流れたあと──
「……昨日、渡したノート……見ましたか?」
夢野くんの声は、少しだけ不安そうだった。
「うん。まだ全部じゃないけど……読んだよ」
「“人が多い場所で、うまく会話ができないことがある”って書いてた」
「……でもね? そんなの、わたしがなんとかするもんっ」
夢野くんが戸惑ってるの、わかる。
でも、わたしの中ではもう決まってる。
「わたしがいるから、大丈夫♡」
「困ったときは、手をぎゅーってして?」
「そしたら、“大丈夫スイッチ”入るからっ!」
夢野くんはびっくりした顔をしたあと、
ふっと笑って──
「……あかりさんって、すごい人ですね」
(えへへ、褒められた♡)
「……あ、空。星、出てきたよ!」
上を見上げる夢野くんの横顔。
その顔があまりに綺麗で、
やさしくて、まっすぐで。
(あぁ……もう、好きがあふれちゃう……)
思わず、背伸びして──
「……んっ♡」
その頬に、そっと……ちゅっ。
夢野くんは、びっくりしてわたしを見つめてきたけど。
「……だって、すきなんだもん♡」
もう止まらない、この気持ち。
どんなに不器用でも。
どんなに遠回りでも。
“この人と、一緒に未来を見たい”って、思えた。
それが、わたしの──
いまの、まっすぐな気持ちです。
ここまで読んでくれて、ありがとうっ♡
今回は社員旅行編スタート!
夢野くんの“ノート”に書かれていた苦手なこと──
それを少しだけ話すシーンもありました。
でも、それを知ったあかりは、全力で夢野くんを守る宣言♡
そしてまさかの夜景×浴衣×ちゅっ!?
少しだけ大人で、ちょっぴり大胆な展開になりました。
※この作品は「医療的・専門的な視点」ではなく、
恋する一人の女の子の目線で描いています。
あかりの精一杯の気持ちを、やさしい目で読んでもらえたら嬉しいです!
次回、社員旅行編クライマックス!?
波乱の“カラオケ大会”と、“はじめての夜”が待ってます……♡
お楽しみに!
──坂下あかりより♡♡




