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イケメン登場3

「ダークマジックバリア(対物理)!」

 何者かの声と共に謎の半透明の深紫色と黒色の禍々しい感じがする魔法陣が突如、ピーの銃口の前の空中に出現し、ションべ王国のスナイパー、ピーの放った弾丸を受け止め蒸発させた。じゅわあっという効果音と共に煙に代わった銃弾が嫌な匂いを残す。


「何に? 嘘だろろ!」(地の文の人「この口調なんなんぞい。」)

 

「無駄だ。」

「!?」

 スナイパー、ピーが殺気を感じゾッとした感じになり振り向くとそこには深紫色と黒色の魔族の兜を被り同じく深紫色と黒色の魔族の鎧を着た魔法剣士スペルマが立っていた。先ほどの声の主はこの男、美形魔法剣士スペルマであった。


「お、お前はは、美形魔法剣士のスペルママ!!!!! なな!!! 何故ぜお前えがここにに!! ああ、ありえねええ! 魔界最強の剣士のお前がが何故こんなところにに!」

 スナイパー、ピーの顔は恐怖で引き攣っている。冷や汗かきながら細い目を大きく開いて口には出さないまでも表情筋には命乞いするような感じさえある。


「俺の名はスペルマだ。スペルママではない。お前のそのふざけた喋り方は作者にとっては書きづらく読者にとっては読みづらいのだ。よってお前には此処で死んでもらうことになったのだ。わかったな?」

 

「そんなののあんまりだだ!」


「問答無用。」

 そう言うと美形魔法剣士スペルマは右の腰に刺した魔剣プレザルヴァティフを左手で抜くが速いか疾風迅雷。一瞬にしてションべ王国の凄腕スナイパー、ピーの体を切り裂き(コンプライアンスのため体が真っ二つになることはない。)その直後、闇の雷が雷鳴と共にスナイパー、ピーを打ち砕く。悲鳴を上げる間も無くションべ王国の凄腕スナイパー、ピーは絶命した。


「ダービエンを殺すのはこの私だ。」

 魔法剣士スペルマの深紫色と黒色の魔族の兜の中の青白い或いは緑白い顔には深紅の瞳が激しい光を放っていた。その細長い目の輪郭から。……

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