ウンポコ王国の第一王女シット2
いきなりだが、メイドのメイについて紹介させてもらうぞい。メイドのメイは平民だが、美貌の15歳の娘である。背は170センチほどある。ややガサガサとした金髪のショートヘアーに細い目に小さなブルーアイズ、ティッシュペーパーのようなホワイトスキンをしている。化粧はしていない。典型的な黒地に白エプロンのメイド服を着ている。 生理痛がひどいので毎日の毎朝ピルをひとつ一錠飲んでいる。 王宮から支給されるピルである。 普通なら副作用もあり得るのだが、王家に仕える薬学上級魔法使いの魔法で副作用を全くなくすことができるのだ。
ウンポコ王国のシット第一王女は薄いピンクのフリルがたくさんついた薄いピンクのドレスを着ている。ウンポコ王国のシット第一王女の服を書き忘れていた気がしたのでここに書いておくぞい。ごめんね。
気を取り直して、カメラを外に持っていくぞい。
青い空、白い雲。青い空は湿気の少ない土地柄、北斎ブールのように青い。簡単に言えば湿気が多いと青空は白み、乾燥していると北斎ブールのような鮮やかな青になるのだ。良い子のみんなは覚えておこう。いや学校の勉強をしよう。こんな小説を書かなくて済むようにぞい。
青い空、白い雲。白い雲と言っても、ぐるぐるとぐろを巻いたウンポコの形をした白い雲だ。これウンポコ王国の7万年の科学力で可能にした形状なのだ。白いウンポコ雲が幾重にも連なっている。羊ウンポコ雲とウンポコ王立気象学会では名付けられている雲だ。お日様がその間から顔を出している。
そのような空の下、王宮のフランス式庭園に似た庭園で爆発が起こったのじゃ。