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『雅定、顕定と墓所を並べて速記すること』

作者: 成城速記部

源雅定大臣は、左馬権頭顕定朝臣と長年親交があった。二人は、死んだ後も、隣り合った墓に入って、生きている間そうであったのと同じように、互いに朗読し、速記したいものだ、といって約束し合った。顕定朝臣が逝去されたとき、雅定大臣の隣に墓所を定めたという。夜更けになると、ことに雨の夜には、墓所に朗読の声が聞こえ、多くの人がこれを聞いたという。



教訓:墓に入ってなお、互いに朗読し、速記をするというのは、本当に御立派です。

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