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私的なキャラクターについて・ヒロイン

 さて、今回はヒロインについて語って行きたいと思います。

 今の時代、ヒロインといっても色んなタイプが確立されていますよね。

 属性だけで言っても幼馴染、ツンデレ、クーデレ、ヤンデレ、ロリ、お姉さん、お姉さま……などなど。

 全部挙げようとすれば、それだけでも大変なことでしょう。

 ただ個人的に今のヒロインは色んな属性を掛け合わせたりもしている気がしますので、その組み合わせは作者の数だけあるのではないでしょうか?


 と疑問を投げかけましたが、ここで話すのはあくまでも私的な話。万人向けの創作論とかではありませんからね。

 なので自分の描くヒロインについて話していきましょう。


 え~まず自分が描くヒロインですが……これといって押しにしている属性とかはないですね。

 書く作品によってメインポジションに居るヒロインは違う気がしますし。

 理由は単純です。そのときにハマっていたものの影響を受けたりしているからでしょう。

 影響を受けやすいのは自覚しているところでもありまして、執筆している時期は他の作者の作品は見ないようにしてます。ジャンルとかが違うのは見るんですけど、良いなって思った表現とか展開を無意識でも真似してたら嫌なので。

 初心者の頃は表現を豊かにするために真似や参考にするのはありだとは思いますが、自分はもう自分らしい文章というものがある程度出来上がっていますし。

 あ、ただありとは言いましたがパクリはダメですよ。盗作だとか騒ぎになっちゃいますから。


 話を戻します。

 自分の描くヒロイン。押しがどうのと話したばかりですが、基本的に自分はラブコメのように書いちゃいますので色んなヒロインを出しちゃいます。

 ある意味自分の悪い癖なのかもしれませんが、メインヒロインってものを決められないんですよね。でも物語としてのメインという意味ではないですよ。自分の中での押しのメインという意味です。


 前にも言いましたが自分は二次創作から始めた人間です。

 そのときもメインとなるヒロインは決めていました。まあハーレム設定だったので数人いましたが。それでも好みで出てくる割合は偏るのが普通な気がします。

 実際自分も話の展開しやすさで偏りはあったと思います。でも自分の中では、そのヒロインがメインとなる話を順番でも良いから作ろうと意識していましたね。

 その結果……。

 とあるアニメ作品の二次創作を書き、アニメ3期までの内容を終わらせた後でIFエンドとして11人ほど別のエンディングを書きましたね(*'▽')


 まあさすがにそれは二次創作なので、オリジナル作品はきちんと終わらせたいと思ってますよ。特に『私的な魔剣鍛冶グラムスミス』は。終わりが来るまでにヒロインごとのメイン回というか章を作ろうとは思ってますがね。



 わき道に逸れちゃったので、先に進めていきます。

 ヒロインの性格や属性の押しは時期によって変わります。なので好む容姿についても変わります。

 最近自分の中での押しはボーイッシュ系です。ただ『私的な魔剣鍛冶』には出していません。

 とカクヨムの方で公開した時は書いていましたが、こちらの更新時期で考えるとすでに出しちゃってるんですよね。

 でも今でもボーイッシュ良いなと思ってるんで気にしない気にしない。だって大事なのはここじゃないので。

 だって自分が描くヒロインにあるこだわり、共通点と呼べそうな部分がありますから。


 それは……《残念さ》!


 コメディを入れて書く影響だと思うんですが、まともヒロインを書いていてもそのうち壊れちゃうんですよね。

 まあ完璧な人間はいない。何かしら不得意なことはあるという考えもあってのことなんですが。


 例えば、学園ラブコメを書くとしましょう。

 主人公の幼馴染に炊事・掃除・洗濯が得意で誰にでも優しいヒロインが居たとします。一見母性的で主人公の理解もある良いヒロインに思えますよね?

 ただ……自分はこういう良い子なヒロインってつまんないって思っちゃうんですよね( ;∀;)

 最初は問題ないんです。

 でもきっとノリと勢いで下ネタとか言ってくる後輩キャラとか出しちゃうんです。だってラブコメだもの。

 そうすると……絶対幼馴染が食われる。

 後輩が出てくる話に出ていたら空気になっちゃう可能性が高くなる。

 だって後輩と会話させた方がテンションが高い会話になりやすいから(※自分の場合です。他の方には当てはまらないかもしれません)


 なので……多分そのうち主人公の服を洗濯していると、思わずクンカクンカしちゃう変態に変貌します。

 そうすることで主人公が他のヒロインとデートしている時、主人公の家で洗濯してたり、もしかすると主人公のベッドにダイブして悶えているのでは!

 なんて想像でもあり得るようになりますよね。

 個人的に作中に描かれている話で楽しんでもらうのも大切ですが、描かれていない日常などを想像してもらうのも楽しみのひとつになると思うんです。

 自分にそれをしてもらうだけの力があるかは分かりません。

 でも文章表現って書き続けている内はずっと変わるものでしょうし、そこを目指して頑張りたいとは思います。



 何やら熱くなっちゃった感じですが、もしこれを読んだり公開している作品を読んで自分のようなヒロインを書きたいと思った方。やり方を教えましょう。


 単純な話です。

 何かしら残念なところを付与させてください。それだけで一部とはいえ、そのヒロインが壊れたりする話が描けると思います。

 それだけじゃ分からんという人のために『私的な魔剣鍛冶』のヒロインで説明しますと


・アシュリー

 10代半ばの割に発育が良く顔も悪くないが、ノリと勢いで会話しちゃう少々おバカさん。

 あと怪力なので普通の武器はすぐに折っちゃう。ボケもツッコミも行ける両刀さん。

 シルフィ団長LOVEで最近はユウを妹分にしたいとか思ってる。同性の裸を見て眼福と感じる。

 甘えん坊で構ってちゃん。その域は読者からも公認であろう面倒臭さ。甘えん坊な年下って言葉だけ見れば可愛いのにね。


・シルフィ

 主人公と同年代の騎士団長。優しく穏やかで剣の腕も立つ美人。結婚の申し出やお見合いの話も多々ある。でも元々超真面目系騎士だったので冗談に真顔な返事をしたり。

 今はまだ作中でアシュリーの劣化版みたいな反応しかしてないので、そこまで壊れてるとは思いませんが今後多分壊れます。壊します。現状だと少しだけ壊れてきたかもしれない。

 でも執事の方が壊れている。しかし、振り回される方が似合うので後悔はしていない。


・ユウ

 獣人の子供。奴隷として売られそうになった過去があるので、人間の多い場所などは苦手だったりする。少々喧嘩っ早くて口も悪いが根は良い。年齢の割に知識や常識があり、ツッコミ役のひとり。ボケだけじゃ成立しないからね。

 子供らしさや寂しがりなところが見え隠れしたり、ルークから頭を撫でられ、アシュリーには抱き枕にされる。最近では作品内の癒し担当になりつつある気がする。まあモフモフしてるし仕方ない。


・ヴィルベル

 変態。魔石や魔剣が大好きで、興奮して自慰行為に及んでもおかしくない金髪エルフ。一人称以外がコロコロ変わる。人の話をあまり聞かない。

 ちなみに勝手にあだ名を付けたりするよ。アシュリーはボインちゃん、ユウはワンちゃんといった感じ(見た目からが多いかも)。

 こいつは自分の中でも最高傑作だと思う。だって何をしでかしても納得できるから。セリフを書いてて何も考えてないんじゃねって思ったりもするから。

 ※ここまでの残念な奴は書くことをおすすめしません。少なくともメインにしない方が良いと思います。こんなの毎話出てたら話がまとまらん。



 ざっと説明しましたがこんな感じです。

 他にもヒロインというか女性キャラはいますが、読んでくださっている方は知っているでしょう。


・刀の代金の代わりに身体で払おうとするポンコツさん。

・傍若無人でそれを甘えていると断言する女王。

・恋人のフリではなく結婚を迫る羞恥心皆無な短髪さん。

・クールフェイスなのにM気質がありそうな発言をする主人公に発情する吸血鬼。

・同性に恋して追っかけてきたけど、主人公に落ちてから寝取りたいとか言っちゃう商人。


 というようにどこかまともじゃない。


 まとめに入りますが、自分の描くヒロイン。

 それは総じて《残念系美少女または美人》と呼べるでしょう。残念度にはキャラよって程度はありますがね。

 やっぱり完璧な存在って居ないと思うわけです。

 でも完璧に見せておいて後々で可愛い物好きとかそういう設定をぶち込むのはありだと思います。

 多分自分は《ギャップ》を求めてるんだと思います。

 キャラクターが徐々に壊れるとか残念になったり、変態になるのはそのせいです。それが良い方向に働くか、悪い方向に働くかはそのときの話次第になりますがね。


 まだまだ書こうと思えば細かく書けますが、ざっくりとした説明としてはこれくらいにしておきましょう。

 皆さんはどういうヒロイン像持ってますか?

 男よりも女性の身体に興味があって下ネタ言いまくるとか、酒が弱いくせに毎日飲んで吐いてるとか、そんなヒロイン像でも良いと思います。

 作者ならば好きなものを書けばいいし、読者なら好きなものを好きといえばいいんです。ただ時と場所は考えましょう。社会的な恐怖を覚えたくはないでしょうから。


 今後語って欲しいことなどがありましたら気軽に教えてください。文量は分かりませんが、出来る限り答えたいと思います。

 それでは、今回はこのへんで<m(__)m>




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