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           2 日 目

1日目で見つけた・・・死体が・・・。

・・・・・・・・・・・・。


(父・・・さん・・・?)


(久しぶりだな・・・晶・・・。)


(なんで?なんで、父さんが・・・だって父さんは・・・)


(・・・。)


(・・・・死んだのに・・・。)


(・・・あぁ・・・死んださ -------、 オマエに殺されてな!!)


(----!?)


(晶、なんで父さんを殺したんだ!?・・・まさか、意味もなく・・・じゃあないだろうな・・・?)


(違うんだ!!、俺は・・・俺は・・・。)


(・・・・・・俺は、なんだぁぁ?)


(----!?)


(なんで、そんな刃物みたいな物・・・持ってるの・・・。)


(あぁ、これか?これわぁ~、オマエを殺すためだよぉぉ!!)


(・・・やだ、やだよ・・・父さん・・・)


(・・・・もう、遅い・・・よ。)


(うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ)


「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


「----!?」


「・・・あれ?今のは・・・。」


「・・・大丈夫か?晶・・・。」


「・・・志春!?」


「お前、きっと酷い夢見てたんだろう・・・。」


「・・・さっきのは、夢 か・・・。」


「どんな夢見たんだ・・・?」


「父さん・・・の、 夢 。」


「・・・きつかったろ・・・。」


晶は、無言で答えなかった・・・。


きっと、怖かったのだろう・・・。


「・・・あ!そういえば」


「どした?志春」


「晶の隣の部屋に居た・・・少年、---- 消えた 。」


「----!?」


「・・・血、1滴すら見当たらなかった・・・。」


「どうゆうことだよ・・・。」


「・・・・要するに、少年が 生き返った、 とゆうことだ・・・。」


「・・・そんな、だって少年は・・・昨日 死体で・・・。」


「・・・生き返った と聞くと普通の人間に戻った・・・と勘違いするかもしれない・・・。」


「どうゆうことだよ・・・普通の人間じゃないのかよ・・・!」


「・・・ 死んだ状態 の体で動いている・・・。」


「な・・・!?」


「・・・それに、 少年にもちゃんとした名前があった・・・。」


「・・・名前は・・・?」


「・・・・。」


志春は、下を向いて・・・無言だった。


「・・・志春?」


「・・・・・・・裕也・・・。」


「・・・・え!?」


「滝上・・・裕・・・也・・・。」


「・・・!?」


「・・・・。」


裕也ゆうやって・・・滝上裕也って・・・志春の・・・。」


「・・・あぁ、--------------------- 弟 だ)


「----!!」


そう・・・滝上裕也たきじょうゆうやとは、滝上志春たきじょうしはるの 弟 だったのだ。


「裕也・・・ごめんなぁ、助けてあげられなくて・・・バカだなぁ・・・俺。」


床に ポツンッ と1粒の 涙 が落ちた・・・。


「・・・志春・・・。」


「・・・くそぉ!!・・・くそぉ・・・。」


刹那!!


  きゃぁあぁぁ----。


女の子の悲鳴が、1番 端の部屋から聞こえてきた・・・。


晶と志春は、1番右側の部屋にいたので・・・その左が、 裕也・・・そして、最後が・・・女の子?


晶と志春は、すぐさま悲鳴が聞こえた 部屋 に向かった・・・。


    キイィィィ


扉を開けた・・・。


その 部屋 に居たのは・・・少女?


「大丈夫か!?」


晶は、すぐに少女に近づいた・・・。


少女は泣いていた・・・。


「どうしたんだ!?」


「・・・死、死体が・・・ぁぁぁあああ・・・!! 後ろ・・・。」


「後ろ・・・?」


背後には・・・・・・。


「・・・・裕也・・・。」


「・・・あの時の死体・・・。」


そう・・・背後にいたのは、晶の隣に住んでいた・・・裕也 だった。


目は、白目 舌だらり 腹からは臓器らしきものがむきだしの状態で、立っていた・・・。


<おナガヘッダァぁぁぁぁぁ・・・食べるゥゥゥぅゥ・・・。>


裕也は、左手を・・・自分の 腹の中に突きこみ・・・骨、らしきものを取り出した・・・。


「-----!!」


裕也は、左手で持っている 骨らしきものを右手で掴み、両方で バキッと折り始めた・・・。


「・・・おいおい志春、こいつ・・・本当にお前の 弟 か・・・?」


「・・・そうだけど・・・今回の相手は、 敵 と充たす・・・。」


志春は、 弟を 敵と充たした・・・。


<ゴロズゥゥ タベル・・・あは>


俺らの隙をみて、少女を掴みはじめた・・・。


「しまった!!」


晶は、急いで少女に向かって走った・・・。


「 離せぇぇぇぇぇ 化物がぁぁぁぁああぁ!!!!!!」


晶は、落ちていた 金属の棒 みたい物を右手に掴み・・・化物の腹に突き刺した・・・。


   ビチャァァ・・・


・・・・赤い 血が噴きだした。


<ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!>


「ごめんな・・・裕也・・・。」


そう晶は言い・・・鉄の棒を腹に刺したまま 志春に向かって・・・。


「おい、志春!!・・・ここは、 自分の意思で・・・貫け・・・。」


「・・・わかった。」


志春は、弟である・・・裕也の近くに行き・・・鉄の棒を握り・・・。


「お前は、俺の育てた・・・ 最高の弟 滝上裕也ではない!!!!」


     ブシャァァ・・・。


志春は、 化物 の体を真っ二つに切り裂いた・・・。


「終わったな・・・。」


「・・・・あぁ」


2人揃ってしりもちを着いた・・・。


「そういえば・・・何か忘れてないか・・・。」


「・・・・あぁ、忘れてるような・・・。」


2人は同時に後ろを振り向いた・・・。


・・・・・・少女がこちらを見ていた。


「・・・・・・。」


「・・・・・・。」


「・・・・あの」


少女は、おびえながら立ち上がり・・・。


「あ、ありがとうございました!!!!」


頭をさげて・・・礼を言った。


「いいよ、このくらい」


晶と志春も立ち上がった・・・。


「そういえば・・・名前、聞いてなかった・・・。」


「あ!はい、私は 東条姫香とうじょうひめか、中学1年です。」


「じゃ、俺らも自己紹介するか・・・。」


2人は顔を合わせて、うなずいた・・・。


「俺は、滝上志春たきじょうしはる、高1だ・・・よろしくな。」


「よろしくお願いします」


「そして俺が、斉藤晶さいとうあきら、中2だ・・・よろしく」


「はい!よろしくお願いします」


(この子、中々・・・好みかも・・・。)


「あ~きら」


「----ん!?な、なに?」


「今、この子について何か考えてたでしょ~」


「い、いやぁ~べ、別にぃ~考えてなんかないよぉ~」


「ふ~ん、そっか」


(ふぅ~助かった・・・志春結構・・・敏感だな。)


「あの~」


「ん!?どした?」


「私、 部屋に戻っていいですか?」


「あ!あぁ、いいよ」


「そ、それでは・・・また明日・・・おやすみなさい」


「あぁ、おやすみ」


姫香ひめかは、ドアをあけて部屋に戻って行った・・・。


「じゃ、俺らも・・・戻るか」


「そうだな・・・。」


晶と志春も 別々の部屋に向かって・・・歩き出した。


「じゃな、志春」


「おぉ、おやすみ」




晶は、部屋に戻ると・・・床に寝そべり・・・。


(あの姫香って子・・・身長が145ぐらいで、スタイル抜群 髪はツインかぁ~・・・いいな。)


今日の、1日は 晶にとって大変な1日でもあり・・・女神に出会った1日でもあった。


(   おやすみなさい・・・みなさん   )






2日目・・・死亡者 滝上裕也 出会った仲間・・・東条姫香 残り5名






3日目を楽しみにぃ~。

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