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59 世界の終わる日

現場に到着した。

すでにデス・ムント・デスの眷属たちは引き下がり、街には大量の魔物と眷属たちの死体の山が転がっていた。

激しい抗争があったのがうかがえる

あれがプラチナなのか・・・。

プラチナは異形の姿へと変わり果て、体から大量の血を流して倒れている

地形は変動し、地面が砕け、地割れが起きている。

どうやら、地割れの底は、異世界へとつながっているようだ。

激しい戦闘が繰り広げられた後だった

やはり帝国騎士長フランツたちの話は事実だった!

プラチナ・・・魔王化したのか・・・!

しかしそのプラチナの活躍をもってしても、すべての眷属たちを撃ち滅ぼすことはできなかった

はるか遠く街の端の端、そのそばにある大地もまた裂けていた。

どこまでも地割れが続き、地獄の底のような地割れの中は異世界へとつながり

そこから押し寄せるデス・ムント・デスの眷属たちが、いまにも押し寄せて来ようとしている。

プラチナや魔物たちのおかげで一陣が殺され、第二陣が動き出している。

それだけではない。なんだあれは・・・。



≪デス・ムント・デスV7が現れた≫


Lv7000万


HP7×は

MP7×?

力7×●

防御9999

すばやさ2

賢さ999


巨大な異形の魔王が、地面からはい出して来る

この世界が終わりを迎えようとしているのか・・・。

俺はプラチナの前まで行くと傷ついた体を魔法で癒していく

血だらけだ。

かなりの深手を負っている。

息をしていない。

死んでいる。とは思いたくない・・・。生きてほしい。口惜しいのは回復魔法の弱弱しさだ。

何がセブンウィザードだ!この程度の傷も治せないで!7つも世界を旅して死者蘇生すらできないじゃないか!!

治る見込みがないとわかっていても、救いたかった。

回復が無意味になるのを、自覚するまで行為は続いた。

ああ、もう助からないんだ・・・。

そう思い手を止めた。

人影が見える。

見れば地下室にいた民衆が騒ぎがおさまったのを察して地下室から出て来たのだ

生き残りがこんなにもいる。

ゾロゾロと民衆が集まってくる・

プラチナ、安心しなさい。お前が守った人たちはちゃんとここにいる?

亡き娘に言い聞かせる。

プラチナ・・・。

そのときだった。

ほら、見ろ!俺が言ったとおりだ!あの娘は魔王だったんだ!

これを見ろ!魔王の骸!証拠そのものだ!

こんなやつ死んで当然だ!化け物め!

誰も彼もがののしりの声をあげ、プラチナに石を投げた

見れば全員、プラチナを慕っていた商店街の連中だった

道具屋、武器屋、防具屋、果物屋、野菜屋、魚屋、肉屋、アクセサリー屋、雑貨屋、老若男女問わず、怒りの表情をしている。

前の世界と同じ、同じだった!

あの嫌な光景の再現が起きようとしている

や、やめろ・・・やめろ!お前らああ!

うるせええ!

ヒュン!ヒュン!ヒュン!

石がいくつも飛んでくるとプラチナの体を打ち付けた

な、なんで・・・

ヒュン!ヒュン!ヒュン!

あんたのせいで夫が死んだのよ!

ヒュン!ヒュン!ヒュン!

うちの子を返せ!返せええええ!

ヒュン!ヒュン!ヒュン!

この魔女め!

頼むから・・・

ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!

ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!

ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!

ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!

ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!

ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!

ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!

やめてくれ・・・

ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!

ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!

ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!

ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!

ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!

ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!

ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!

ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!

ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!

ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!

ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!

ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!

ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!

ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!

ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!

ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!

ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!

ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!

ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!

ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!

ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!

ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!

ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!

ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!

ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!

ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!

ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!

ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!

それでも石はとどまることを知らず数を増やして行った。

これが命をかけて戦った相手に対する態度か・・・。

あの子は・・・・・・こんなやつらを守るために戦っていたのか・・・

そのとき俺の中で何かが壊れた気がした。

どうしようもなく馬鹿馬鹿しくて笑えてきた。

すべてがどうでもよくなっていった

ふはははは・・・はは・・・ははははははははははははははははははははははははははははははははははは!

異様な雰囲気に石を投げる手が止まる。

お前たちがあえて愚かであろうとするのなら俺もまたそれにならおう!

双剣杖を振るう

黒魔法メラース・ペータグマ!

飛行力が体に宿り、空高く飛び上がると

遠くに向けて双剣杖を振るう

闇魔術・カミオン・スコダティ・スフェラ!

手加減しているが、手の平から384mの巨大な闇球を作り出す。

その巨大な闇を、街の真ん中に叩きつけた。

ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!

闇の火柱が立ち上る。

誰もが動くのをやめ、その圧倒的で、未知の魔法を、前に固唾(かたず)を飲んだ。

これでいい。

騒がしかった民衆が黙り、沈黙を守っている。自分が殺されたくないがために

俺は上空から愚民共を見下ろした。

すべての民衆たちの目が俺を見上げていた

我が名は・・・魔王ゼロス!この世界の終演を告げるものなり!

見れば一度だけ見たことがある。プラチナの学友がいた。彼女も・・・いや、やつも!

手に石を持っていた!

なんと罪深いことか・・・。

友を軽々と売る罪人めが・・・そこの咎人(とがびと)よ!前に出ろ!

脅しつけ

二度は言わせるなよ!

無理矢理、前に出させる。

怯えきった顔で娘は俺を見上げた。

俺の魔法で、空中に映し出されるのは、吹き飛ばされた街並みだ。

プラチナが抑え込んでいたデス・ムント・デスの眷属たちが押し寄せようとしている。

お前たちが魔王と蔑んだ娘がいなくなったことで、時期この街に魔王デス・ムント・デスの眷属たちが押し寄せる。

一斉に民衆がどよめく

そして世界は終わりを迎えるだろう。

お前たちがそんなあの子を痛め付け裏切り蔑んで見限ったからだ

そんな・・・私たち・・・そんなつもりじゃ・・・

そっ、そうよ!私たちは悪くない!勘違いするようなことをしたあいつが悪いのよ!

黙れ!黙れ!黙れえええええええええええええ!

騒がしい民衆が黙った

俺は・・・俺たち親子は・・・お前ら同胞から見捨てられた被害者だ!

俺のつらさがお前らごときに絶対にわかるはずがない!

それどころか言うに事欠いて自分には責任がないだと?ふざけるな!お前ら全員の責任だ!言い逃れするな!

お前らの無知蒙昧な振る舞いが、これだけの大惨事を招くのだ!ふははははははっ!お前たちは一人残らず罪人なんだよおおおおお!

この期におよんで不満そうな目をする者も少なくなかった。

まだわからないようだ

そこで座して滅びを待つがいい!

そ、そんな・・・

人々が絶望しガクリと膝を付く

ドドドドドドドドド!

騒音を立てて異形の怪物たちが押し寄せる

ピギャシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!

化け物たちの奇声が響き渡る

次々と民衆を食い始めた

や、や、やめろおおおおおおおおおおおおおおお!うあああああああああああああああああああああ!

わあああああああああああああああああああああああああ!

にげろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!

きゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!

わああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!

壊滅的破壊、あとには大量の血の跡が残った。

異形たちは、運よく逃げた獲物たちを追い続ける。

恐れおののけ愚かな人間たちよ!ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!あの子の痛みを万分の一でも思い知るがいいいいいいいいいいいいいいいいいい!

絶滅、全滅、殲滅!

これでもかと呪いを振りまいてやった。

帝国の飛行船の前まで来た。

人はいない。

甲板には無数の死体が転がっていた。

プラチナの遺体を抱いたまま、船内へと上がると、遺体を甲板に寝かせ船を動かす

杖を振るえば、船が独りでに動き始めた。

「プラチナ・・・行こう・・・」

飛行しようとすると

ヌボオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!

はるか遠く、帝都は火の海となり、13人の女が男を中心に一つの肉の生命体、魔王となってさらに街を破壊していくのが見えた

ベントなのか・・・。そうか、ベントたちまで魔王に・・・。

その事実は俺を深く絶望させた。

それどころか復讐を果たしたはずなのに。なぜだか気が晴れない。当然だった。復讐など望んでいたわけではないのだから。

ただもう一度プラチナに生きてほしかった

・・・マスター・・・助けてください・・・。

そんな虫のいい言葉を吐き、助けなどないのだと自覚し、さらに絶望する。

もう、こんな人生嫌なんだ・・・。誰か助けてくれ・・・。

ザク!

足音がした。

振り返るとそこにはマスターアカーテスが立っていた!

マスター!

ゼロス、大変でしたね。

マスター・・・マスターアカーテス・・・。

ここに来てくれた。こんな俺を許してくれるのか・・・。

マスターがいてくれれば、もう苦しまずに済む。そう思った。

だが・・・。

マスターは悲しそうな顔をしながら足元の死体のまぶたを閉じた。

聖術師、いえ、聖法術師アカーテスとして、務めを果たしに来ました。

これは師でありながらあなたを導けなかった私の罪、

マスターは俺を真っ直ぐに見た。

このようなことになるくらいなら、あのときあなたを殺しておくべきでした!

それは、誰よりも助けてほしかった。信頼していた師の最初で最後の決定的な拒絶だった。

・・・・・・なぜだ・・・なぜ助けてくれない・・・マスター・・・あなたまでえええええええええええええええええええええ!

・・・ゼロス!ごめんなさい!

そう言って杖を向けられた。

ア・・・ア・・・アアア・・・アカーテスゥゥゥ!

叫び双剣杖で斬りかかるとそれをやつの杖が受け止めた。

激しい闇と光の閃光が激突する。

ゼロス、愛する愚かな愛弟子よ。師として最後のつとめを果たしましょう!

アカーテスが杖から光を差し向けてくる。

互いに杖を、何度も交差させ激突させる

アカアアアアアアアアアアアアアテスウウウウウウウウウウウウウ!

酷く醜い顔をして、かつての恩師を睨みつける

殺してやる。殺してやる。殺してやるううう!

その闇の一念が魔王の力を覚醒させていく。

はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!はあ!

736回攻撃が炸裂、アカーテスはそれを受けきって見せる。

力強く杖と杖が弾き合うと、数メートル後方へと吹き飛ばされる。

この俺が力で押し負けただと!?ひるんでいる暇はない!

おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!

双剣杖を振るう

黒魔法・メラース・シュナイデン!

真っ黒い色が刃となってやつ目掛けて飛んでいく

バラバラになって死ねえええええ!

キュクノス!

天使型の魔法生物が・・・いや、いまだからわかる。

あれはこちらと対の存在、いわば聖法生物が姿を現す。

キュクノスから力を借り、アカーテスが杖を振るう

白聖法・レウコン・シュナイデン!

真っ白い色が刃となって飛んで来る

二色が激突し互いを食い合う。

凄まじい破壊力だ。

互いに爆風を避け左に飛ぶと

双剣杖を振るう

影魔法・スキアー・アンテローポイ!

邪悪な影の世界の化け物たちが召喚され、呪殺しようと8方から襲い掛かる

やつが杖を振るう

日光聖法・アクティース・ヘーリオーティス・アンテローポイ!

聖なる日の世界の命たちが姿を現す

祝福の力が呪殺の力を相殺していく

はあ!

さらにやつはアクティース・へーリオーティス・アンテローポイの背の上を踏み台にして走り抜けてみせる。

バカな!技の上を走って!

さらに飛び跳ねると

やつが動物の手袋をかざしピングのビームがほとばしる

日向聖法・イリアコ・アネルケスタイ!

体が謎の浮遊力で上昇を始める

ぐおわあああああああああああああああ!

そのまま壁に激突して全身に痛みが走る

機械の手袋をかざし緑のビームがほとばしる

死ねええええええええええええ!

陰魔法・ウンブラ・パジェス!

数十メートルはある。大きな縦穴が、瞬間召喚されアカーテスが転落していく

きゃ!

ぐるぐると回転しながら落ちて行く途中でやつは深く深呼吸する。

はあああああああああああああああああああああああああ!

精神を集中させると背後に白い5色のオーラがただよう。

聖力臓器の聖力だ。

正道魔法・ソストス・ぺータグマ!

聖なる飛行力が体に宿り空を飛んでみせる

こちらも深く深呼吸する

はあああああああああああああああああああああああああ!

外道魔法トゥリスカ・ペータグマ!

飛行力が体に宿り空を飛ぶ

らせんを描くように黒き闇と白き光が何度も激突する。

暗黒の鎧・スコティノース・パノプリアの胸に手を当て精神を集中させる。

暗黒の鎧が黒いオーラで満たされる。

鬼畜魔法・ドラゴ・イノプネヴマ!

突如空中に現れたのは、巨大な漆黒鎧、手に巨大な酒瓶を腕握りしめ、それを一気に振り下ろす

やつもまた光日の鎧・フォス・パノプリアを使い、胸に手を当て精神を集中させる。

鎧が白いオーラで満たされる。

神仏聖法・セオス・イノプネヴマ!

突如空中に現れたのは巨大な光明鎧、手に巨大なほうきを腕握りしめ。それを一気に振り下ろし、何度も激突する

ガシャーン!

大量のガラスと木片が飛び散り、地表に降り注ぎ住宅街を吹き飛ばす

次は下僕魔法で!

カードを手にした瞬間

ゴハッ!

口から吐血する

連戦におよぶ連戦で反動が来たのだ!この傷では魔王は呼べない!短期戦で決めるしかない!

ひとまず飛空艇に着地すると

下僕魔法の使用をやめ、と・・・カードを取りこぼしてし何枚か落とす。拾い集めている暇はない。

急いで双剣杖を手に取り、振るうと精神を集中させる

はああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!

闇魔術・カタラ・パンメガス・スコタディ・スフェラ!

左手から10368mの巨大な闇の玉が9920連射で襲い掛かる。

やつもまた双剣杖を振るい精神を集中させる

はあああああああああああああああああああ!

光聖術・フォス・トイコス!

9920枚の光聖術、最上位障壁がすべてを受けきって見せる。

はあ・・・はあ・・・はあ・・・。

肩で息をする

体力も気力も限界だった。

アカーテスはゆっくりと飛来すると着地する

俺はある事実に気が付く

いま、なぜ攻撃をしかけてこなかったんだ?と・・・。

そう、アカーテスは迷っている!

弟子である俺を殺そうとして殺せないでいる。

それは俺に対し情を持ち本気を出せずにいる。

それは俺を助けるのとイコールなどでは断じてない!

理由をつけ俺を殺そうとしているのだ!愚かだな・・・アカーテス・・・それなら!

サモン!

下僕魔法・ダイヤモンド・ブラック・カクトス!

落とした魔法カードからサボテンの下僕魔法が召喚されアカーテスの胸を串刺しにする

ぐはっ!

ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!してやったぞアカーテス!

アカーテスは苦しそうに膝をつきカクトスを杖の聖力で弾き飛ばす

胸からおびただしい量の血があふれ出ていた

すでに死力を尽くし、俺自身もボロボロだ。

だがやつを見ろ。震える足を抑えつけ、立っているのもやっとだ。

いまの俺にもやつひとり消すくらいの力なら残っている。

双剣杖を振るう

終わりだあああああああああああああ!消えてなくなれえええええええええええええええ!アカーテスウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!

闇魔術・カタラ・パンメガス・スコタディ・スフェラ!

力尽きかけた体で、左手から5mほどの闇の玉を召喚、高速で直進していく。

やめて!

声をあげたのはトゥアレタだった。

なぜここにいる!待て!

発動した力は止められない!

身をていしたトゥアレタの背にスフェラが迫る。

スフェラの前にアカーテスが飛び出した。

はああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!

なんとアカーテスの杖が光り、俺の闇を押し返す!

闇と光がものすごい勢いで、俺へと迫ってくる

トゥアレタを守るため、一切の躊躇なきアカーテスの覚悟のこもった一撃だった。

ダメだ!押し返せない!死ぬ・・・!

死を覚悟したとき、アカーテスの光の力が不自然にそれた。それはやはりやつの迷いだった。

だが強烈な光の力に、目を潰され、俺は本能的に下を向いて目を守る。

その刹那の一瞬思考する。やらなければやられる!

そう思い無防備になったアカーテス目掛けて、本気の闇の一撃を叩き込んだ!

黒い球体が直進し炸裂、大爆発が巻き起こる

やったか!

顔をあげアカーテスを殺したか確認すると。

人影が見えた。薄っすらとだが胸に大穴が開いている

爆炎が晴れると

そこに立っていたのは死んだはずのピュエロスだった。

な、なんで・・・!

まさか、そんなまさか・・・トゥアレタが助け出し、連れて来たのか?

それを俺は・・・・・・撃ち抜いてしまったのか・・・?

パタリとピュエロスが倒れる

トゥアレタが絶叫する

ピュエロス!

ピュエロスを撃ち抜き、俺はひどく狼狽した

ピュ、ピュエロス・・・生きていて・・・お、俺は・・・俺は・・・こんなつもりじゃ・・・!

ピュエロスは俺を見ていた。

わずかに瞳を潤ませ笑顔を作り、俺を見ていた。

そして動かなくなった。

ピュエロス!

トゥアレタが駆け寄ると、ピュエロスを抱き抱え、何度もピュエロスの名を叫ぶ

ピュエロス!ピュエロスゥ!ピュエロスゥゥー!

俺はその姿を見て罪悪感で押し潰されそうになった

お、俺は・・・俺は・・・あ、ああ・・・俺は・・・俺はぁ・・・ピュエロス・・・

脳裏に浮かぶのはピュエロスがよく笑って励ましてくれていたことだ

ピュエロス・・・

ピュエロスがいつもそばにいてくれた

ピュエロス・・・。

ピュエロスがいたからここまで生きられた

俺はオッペリアだけじゃない。今度は自らの手で自分を支えてくれた最愛の人を殺してしまったのか・・・。

ピュ、ピュエロス・・・

ピュエロスに手を伸ばそうとすると

トゥアレタが増悪のこもった目で俺を睨み付けた

この子は・・・ずっとあなたを信じてた!愛してた!なのに!なのによくもこんな、こんなむごいことができるわね!こぉのぉ人殺しぃぃぃぃぃ!

トゥアレタが俺を殺そうと、聖術を発動させようとする

まさにそのときだった。

ダメ!トゥアレタ!

アカーテスが杖を構えると

トゥアレタよりも速く、杖から飛び出た光の力が俺を撃ち抜いた。

ぐわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!

それはトゥアレタの手を汚させないため、アカーテスが繰り出した本気の一撃だった。

全身を激痛が走り燃え上がる。

邪悪な魂を焼き付くさんとする聖なる光だ。

うぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!痛い。痛い。痛いいぃぃぃぃぃ!助けて!助けてぇぇマスター!マスターアカーテス!痛いぃぃぃぃぃ。痛いよぉぉぉ!

ゼロス・・・ごめんなさい・・・ごめんね。・・・ごめんね。

激痛、痛み、燃え上がる炎が容赦なく体を蝕む

うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!うわあぁぁぁぁぁぁぁぁ!うわあぁぁぁぁぁぁぁぁーー!うわあぁぁぁぁぁぁぁぁ!

俺は体を振り乱すとそのまままっ逆さまに落ちていった。

永劫に続く次元の狭間の先へ

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