47 誰も来なくなった
ルースもエルマーもガーネットも誰も来なくなった朝の修行を一人で続ける。
いまや俺のステータスも極まった。
ステータス
Lv594
HP1265
MP1265
力1265
防御1265
すばやさ1265
賢さ1265
スキル
呪怨喚起悪魔憑依魔術Lv99
黒魔法Lv99
影魔法Lv99
陰魔法Lv99
外道魔法Lv99
鬼畜魔法Lv99
熟練度9999999
装備
・スキアー・スパティ・ラヴディ「賢さ+255、二刀流「攻撃する回数×2倍攻撃できる」、悪魔憑依×3」
・サイバネティクス・ケイリス「賢さ+255、陰魔法を発生させ、通常の魔法発生器の100倍の性能を誇りる恐るべき機械手袋」
・魔力臓器「賢さ+255、外道魔法を発生させ、魔力臓器を5つ移植したことで1つの魔力を発動させれば同時に5つの魔力を上乗せさせられる五重魔力を発現させる恐るべき魔力臓器」
・暗黒の鎧・スコティノース・パノプリア「賢さ+255、聖堂側の勢力に伝わる世界の一端の一つとされる職業魔法の聖典パリンプセストの書に隠された第7の職業魔法、鬼畜魔法を発動させる恐るべき職業だ」
・スピードリング「瞬間二撃」
・スターリング「2回攻撃」
・星くずリング「4回攻撃」
・先代勇者のピアス地「会心率+100%」
・先代勇者のピアス天「1秒毎に1%魔力回復」
・スピード・ベルト「3回攻撃」
・マジカル・クラウン「ステータス異常無効」
・ライフ・オブ・マジック・オブ・パワー・オブ・ガード・オブ・クイック・オブ・ワイズ・キーホルダー「力、防御、賢さ、素早さを2倍にする」
特技
・超上級技術、乱れうち「4連撃」
・ダブルマジック「二連魔術」
・連続魔法「4回魔法撃」
・分身撃「同時二撃」瞬間的に手を4つに増やし攻撃回数を倍化させる」
・強化戦士手術被験者「2回行動」
・黄金オーラ「技が金色に光る。伝説の力を思わせる華麗な輝きで敵の戦意をそぎ、力、防御、賢さ、素早さを敵ステータス×-2倍「ステータス半分」にする」
その他
・ドラゴン・キラー・キラー「力+180、ドラゴン殺しの剣を斬り裂いたドラゴン殺しの剣」
・ドリーム・キャッチャー「一度だけ特大魔法を放てる不思議な魔法陣型アクセサリー中身はカラ」
熟練度999999から9999999に上昇し魔法の威力2倍化した。
長旅で手にした秘宝ライフ・オブ・マジック・オブ・パワー・オブ・ガード・オブ・クイック・オブ・ワイズ・キーホルダーを腰に下げ、全ステータスが2倍化した。
そのとき、遠くの空に大きな聖法陣が浮かび上がるのが見えた。
何だあれは!
デュシス王国の方角だ。
マスター!
エルマーに手を引かれルースが走って来る。
俺はルースと目が合うと
ルースは気まずそうに目をそらした。
無理もないか。
エルマーが言った
ダンテさんたちは先にデュシスに向かったみたいです。
わかった。ガーネットは置いていく。俺たちも行くぞ!
俺たちはそれ以上言葉を交わさずデュシス王国を目指して移動を開始した。
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デュシスに到着すると街を覆いつくさんばかりの巨大な聖法陣が空に描かれていた。
黄金に輝く聖法陣は神聖な光に見えるが、その周囲を邪悪な天使たちがただよっていた
不気味だ。
行くぞ!王城目指して駆けだす
すでに街中は大勢の人間が怪物たちに襲われていた。
ギョオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
怪物たちが咆哮するも
はあ!
すれ違いに切り捨て人を救助していく
広場まで来るとバリケードが高く積み上げられていた
道がふさがれている
そして目の前に現れた異形の魔物たち。ベロの中にベロがある。歯がない。真っ赤な目、セミに似たバッタに似た魚、なのに尾ひれのある下半身、そんな体を持ちながら走るよりも速く平然と移動している。
ほかにもさまざまな異形たちが押し寄せる。
既存の魔物ではない。デス・ムント・デスの眷属たち!
ギョオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
奇怪な鳴き声をあげ、押し寄せるデス・ムント・デスの眷属たちを見て気が付く
水の都カラボキで見た檻の中にいた異形の魔物たちと同じ個体だ。
あれはこのために用意されたもの?ではこの魔物たちは天使たちが用意したのか!
わあああああああああああああああ!
戦っているのは大勢のティーモスの信徒たち
それにゴブリン
カバの魔物
オーガにオークにリザードマン、羽根ヘビィーボウガンとガトリングボア、パッ見ただけで100種近くの魔物たちだ。
どれも通常の土地に群生する魔物たちだった
デス・ムント・デスの眷属を倒しに来た魔物たちは人間と協力しようとしたが
邪悪な魔物どもめええええええええええ!
もともと洗脳を受け錯乱しているティーモスの信徒たちはまともに取り合おうとはせず
魔物たちも邪魔をするなら人間も敵だとなり
3つの勢力で争っていた
人間の勢力がバリケードを背に戦い、眷属の大群の進行を防ごうと躍起になっている
しかし、眷属たちがものすごい数で押し寄せると周囲を覆うバリケードにしなだれかかった。
まるで一個の生物のように重量が壁に加算されていく
誰かが叫んだ
バリケードが崩れるぞおおおおおおおおおおお!
ドガ!ガラガラガラガラガラガラガラガラ!
バリケードの山に大穴が空くとそこから眷属たちが雪崩込む
きゃああああああああああああああああああああああああ!
うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!
そこには避難しきれなかった民衆がひしめき合っていた。
恐怖のあまり絶叫する民衆たち。
はあ!
突如、空から雄たけびをあげフルメイルの屈強な戦士が舞い降りた。
自身の何倍もの体躯を持つ眷属の一体を真っ二つに両断して見せ。
青いからあげに似た臓物が路面にぶちまけられる。
ダンテだ!
王国騎士長たちが空から勢いよく着地すると豪快に剣を振るい眷属たちをなぎ倒していく
でや!
ダンテの背後に着地したギエーリ、彼も顔まで鉄仮面をかぶったフルメイルだ。
左上から殴り上げるように斬り裂き、眷属の頭が木っ端微塵に吹き飛ぶ
やえええー!
さらにギエーリの隣に着地したアリが勢いよく飛び上がると目の前の眷属に馬乗りになり、抵抗する眷属の両眼玉目掛け右から剣を突き刺す。
ギョオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
絶叫する眷属
ズドーン!
巨体が横わたるとアリはくるくると回転して着地して見せた。
民衆たちが叫んだ
王国騎士長たちだ!助かる。俺たち助かるんだ!やったああああああああああ!
大歓声が巻き起こる。
英雄たちがいれば俺たちは助かるんだ!と誰も希望に浮足立った
だがダンテ達は上空を見上げつぶやいた
おのれ・・・天使め!
背から後光を指し天使たちが空に姿を現す。
見ようによっては救いの光のような姿に誰もが騙されてしまう。
それも教義の上に天使たちの存在があるのだからティーモスを信仰する洗脳下にあってはなおさらだ。
誰もが天使を見上げその奇跡の存在に膝ざまづいた。
天使は高らかに宣言する
聞け!人間たち!お前たちの国王にこの奇跡の聖法陣を授けた!
誰かが狂ったように言った。
両目を大きく見開き相当興奮している。とても正気の顔ではない。
おお!やはりあの聖法は天使様たちの御業だったか!
そう言って頭の上で大きく拍手を始める。パチパチパチパチパチ!
すばらしい!すばらしすぎる!いやーすばらしい!パチパチパチパチパチ!
最高だわ!パチパチパチパチパチ!
これで救われるわ!パチパチパチパチパチ!
誰も彼もが感動の涙を流す。
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天使はさらに宣言する
だが、いまだ術は未完成!お前たちの清い心をあの術に預けてほしい!さすれば奇跡がこの極難を退けようぞ!
「「わあああああああああああああああああああああああああああああ!」」
大歓声が巻き起こる。
天使たちはすぐに姿を消してしまった。
ダンテ!
俺たちはダンテたちに合流する
ゼロス殿!
どうなっている!
わかりませんが、いまは一刻も早く、国王様のもとへ向かいましょう!それにあの陣は何かがおかしい!
わかった!
俺たちは王城を目指して駆けだした。
行く手には無数のデス・ムント・デスの眷属たちが待ち受け、襲い掛かって来る
ギョオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!眷属が鳴き声をあげる
はあ!
目の前の鋭利な尻尾を転がり避け走り抜けると次の眷属が目の前に飛来してきた。
ギョオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
はあ!
双剣杖で真っ二つに両断して走り抜けジャンプ、背後から迫る別の個体を捕らえる
暗黒の鎧・スコティノース・パノプリアの胸に手を当て精神を集中させ。
暗黒の鎧が黒いオーラで満たされる。
鬼畜魔法・ドラゴ・イノプネヴマ!
突如空中に現れたのは巨大な漆黒鎧、手に巨大な酒瓶を腕握りしめそれを一気に振り下ろした。
ガシャーン!
大量のガラスと共に眷属の脳みそが飛び散っていく
こいつら!俺たちを王城に近づけない気か!
また眷属の大群が押し寄せて来る
ギョオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
ダンテが言った
ゼロス殿!ここは我らにお任せください!あなたは国王様を!
わかった!死ぬなよ!
ダンテが言った
我ら王国三大騎士長!
ギエーリが言った
死ぬときは母国のために!
アリが言った
ここは倒さん!
頼もしい仲間たちに任せ俺たちは先を急ぐ。
城の中に入るとすでに激しい戦闘が繰り広げられていた。
白の使徒たちだ。
巨大な建物の中で天使たちと戦闘を繰り広げている。
白の使徒が放った7つの氷のつぶてが光の波動で爆散していく。
侵入者だ!
大勢の兵士たちが現れた
ティーモスの信徒たちだろう。
説得して聞き入れてくれる相手ではない。
はあ!
俺は双剣杖を振るい
やあ!やあ!やあ!
ルースもスパナを振るい信徒たちを撲殺していく
えい!
エルマーが愛で殴った
信徒たちをあらかた掃除し終わると
背後に気配を感じ取る
ルース!後ろだ!
目を真っ赤に光らせて血にまみれた天使が滑空して来る
うわあああああああああ!
ルース!
すかさず天使を両断
天使の死体が無残に飛び散った
大丈夫か!
マスター。
ルースと目が合う、ルースは気まずそうに俺から顔をそらした
俺はひとまず深呼吸すると、
いまはお互いのわだかまりを忘れ共に戦おう!
そう呼びかけた。
・・・わかりました!
ルースはためらいながらも承諾してくれる
俺たちは改めて戦いに挑む。
先に進むと調理場にたどり着いた
普段なら一流のコックが王族のために技を振るう場所は砕け散り、血が飛び散り、壊れた器具で満たされていた。
ドン!ドン!ドン!
冷蔵庫の中に何かが何度もぶつかる音が響く
勢いよく開けると氷漬けの天使が転がり出てくる
マイナス何百度の冷蔵庫なのかは知らないがすでに手足が砕け散るほどに氷つき死にかけている。
普段は魔力を増幅する装置を使い冷蔵庫の冷凍温度を管理しているのだが。
天使は手足と羽根が砕け散り死にそうだ
俺は頭を踏みつぶそうと頭に足を置き
か、可哀そうだからやめておくことにした。
ここから・・・まっすぐ行けば国王のもとへたどり着けるだろう。
ありがとう!
俺たちは天使を無視して先を急いだ。
螺旋階段のある広間に差し掛かると
やあああああああああああああ!
白の使徒たちが天使と戦闘していた
きらびやかなシャンデリアの上に白い服を着た人間が血だらけで寝転がり絶命している
壁はところどころが砕け、木片も岩も装飾品や誰かの私物、さまざまなものが散乱していた
天使は螺旋階段を右回りに飛び、何度も白の使徒たちと武器を交差する
げええええええ!
天使の爪が胸を突き
力が抜けた人間がマネキンのようにぐるぐる回転しながら転落していった。
グシャ!
よくもジェームスを!
白の使徒が聖法を行使する
白い光が天使目掛けて直進していった
ぐあああああ!
絶叫、天使は顔に直撃をくらうも突っ込んで来る
なに!
驚愕する使徒たち
おおわしのような両手足が螺旋階段にしがみつくと無理に突っ込んだせいか右の羽根がひしゃげ折れた
空の優位を失う天使と
聖法が効かない!
自分たちの力が及ばない存在に絶望する白の使徒たち
うおおおおおおおおおおおおぐえ!
使徒たちは抵抗むなしく次々、天使の爪に引き裂かれてしまう
うぎゃああああああああああああああああああああああああ!
うえええええええええええええええええええええええ!
使徒たちが全員を血を噴きながら倒れていく
グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
獣性を丸出しにして天使が吠える。
聖なる存在とたたえられたとてあれが本性か!
俺は螺旋階段の両端を手でつかむと
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!
バキバキバキ!
階段をまるごと取り外して遠心力を加え
ドカーン!
階段もろとも天使を壁に叩きつけた
潰れる天使、解体前の鶏のような姿へとなり果てる
いくぞ!
ルースとエルマーのえりくびをつかみ、螺旋階段のあった場所をジャンプして先を急ぐ
走った先にある手狭な部屋では3人の白の使徒たちが一匹の天使を滅多刺しにしていた
この!
化け物め!
いい加減!
くたばりやがれ!
使徒たちは返り血をあびながらそんなこと気にもとめず天使を破壊している
キブウウウウウうウウウウウウウウウウウウウ!
奇声をあげ天使が強い光を放つ
次の瞬間すべてが吹き飛んだ
ドカアアアアアアアアアアアアアアアン!
「「わあああああああああああああああああああああああああ!」」
戦場は泥沼化していた。
敵勢力と敵勢力が共倒れしていく。
先を行くほどに戦闘の跡が残っていた。
死体、死体、死体だ。
ある天使はバラバラに引き裂かれ、ある天使は壁にめり込み、ある天使はどうやったのか天上からつるされていた
とても人の力の所業ではない。
背中から羽根を引き裂かれ、まるで天使の二枚下ろしだ。
こんなこと、できる人間は限られている。同じ人外の力を持つレシーヌしかいない。
先に急ぐと外に出た。
城壁の上、長い通路になっている。
ここから見下ろせる場所では魔物と人の苛烈な戦いが繰り広げられ、すぐそこで爆炎が立ち上るのが見えた。
レシーヌが立っていた。
周囲には使徒たちの死体と天使たちの死体が転がっている
レシーヌ!
呼びかけるとレシーヌはゆっくりとこちらを振り向いた
ゼロス。
次の瞬間、レシーヌが襲い掛かってきた
剣と双剣杖が交差すると激しい火花が散る
何をする!
お前たちが王国騎士長と結託していたことはわかっている!
違う!そうじゃない!王国騎士たちは国王と敵対している!
何が違うものかああああああああ!
ルースが叫ぶ
マスター!
ルース!エルマーを連れて先に行け!
はい!
自分たちでは足手まといだと思ったのかルース達は先へ向かった
レシーヌは言った
前にも言ったはずだ。900と数十年生きただけの餓鬼が首を突っ込むなと!
俺も言い返す
譲れないものがあるのがお前だけだとでも思っているのか!
双剣杖と剣がぶつかり合う。
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装備的技術的恩恵をすべて使い全力で双剣杖を振るうもそのすべてに対応されていく。
俺の攻撃を受けきっている!
とてつもない剣術だ。マルベリーの比ではない。
剣を交わ合わせて見て理解する。
やはり、この力すでに魔王に覚醒している!
驚愕する俺を前にレシーヌは剣を一層強く振るう
ぐお!
ガギャ!
強烈な金属音が響き吹き飛ばされる。
レシーヌは言った
貴様の相手をしている暇はない。大魔法詠唱が終わればこの国の民の命は潰える!すべてはやつの!
レシーヌの姿が掻き消えると声だけが響いた
現国王の策略だ!
ダメだ!速すぎてとらえきれない!
暗黒の鎧・スコティノース・パノプリアの胸に手を当て精神を集中させる。
鎧が黒いオーラで満たされる。
鬼畜魔法ドラゴ・トイコス!
目の前に両腕を組んだ2720枚の漆黒の鎧が現れた。
鬼畜の障壁だ!
ものすごい金属音を立ててものすごい速さで鎧が斬り砕かれていく。
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ガギャガギャガギャガギャガギャガギャガギャガギャガギャガギャ!
もうこの世の終わりなんじゃないかと思えるほどの斬撃だった。
タイミングを合わせ最後の一撃を双剣杖で弾き飛ばすと
ぐあ!
レシーヌが頭から地面に激突、バランスを崩し転落しそうになる
レシーヌ!
慌てて飛び込み、間一髪でレシーヌの手をつかんだ。
なぜレシーヌの手をつかんだのか自分でもわからなかった。
極単純な反射的なものだったのか、それとも何かを期待しているのか。
離せ!
レシーヌは手から力を抜くが俺は逆に手をつかんだ
それでもレシーヌは自らの手に剣先を向けると
やめろ!
俺が止めるのも聞かず自らの手を切り落とした。
重量のなくなった手を握りしめながら、俺はレシーヌを見ていた。
落ちていくさなかレシーヌも俺の目をずっと見ていた。
落ちて行ったレシーヌは4、5回ほど壁に叩きつけられ魔物と人が密集して争うの波の中へと落ちて行った。
・・・。
しばらくそうして人と魔物の争いを見ていたが。レシーヌが起き上がる気配はない。
不死者であるレシーヌがこれで死ぬことはないだろうが・・・。
俺は意識を切り替えるとルース達を追いかけた。




