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11/62

11 大魔王空中決戦!

戦場の中心でイザニコスが叫んだ。

わらわの水で洗い流してくれようぞ!

イザニコスが大量の水を生成し叩きつけると

ウガゴオオオオー!

悲鳴をあげデス・ムント・デス・コピーが砕け散るが、左右から別のコピーたちが優に時速60kmほどで駆けてくる。

確かにデス・ムント・デス・コピーたちは体を砕かれ、次々処分されていくがそれと同時に数も次々増えていく。

こうしている間にもヒュー。ズドーン!と音を立て新たなコピーたちが飛来して来る。

魔王パラドスィも果敢に立ち向かう。

テリオ・アポリト・メガロス・エドモ!余の雷魔法で撃ち滅ぼしてくれる!はああーーー!

頭上で両手を渦巻くように動かし魔力を練り上げれば

巨大な雷撃が発射される。

でやあああああああ!

ドゴォーン!

大爆発、白い爆煙が空を満たす。

その中から鳴き声が聞こえた

キーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!

伝説の魔王などこのてい・・・ど・・・。

テリオ・アポリト・メガロス・エドモが発光すると樹木に似た模様は更に数を増し、まるで年齢をへた樹齢1000年ほどはありそうな模様に変わった。

模様の光り方もより怪しい光になる。

テリオ・アポリト・テリオ・メガロス・エドモへと姿を変える。

進化しただと、ば、馬鹿な!

避けろ!パラドスィ!

マーゾがとっさに何重にも重ねた炎の壁でパラドスィを包み込むと間一髪、パラドスィを脇にかかえて一時逃げる。

すまぬ!

マーゾは浮遊魔法で浮遊しながら語りかける。

まともに取り合うな!まずはコピー共を一掃するぞ!

そう言ってマーゾは戦場から距離を取り、態勢を立て直す。

ほかの魔王たちもマーゾに続き、全員が一度に会する。

そのとき、ゼロスの声が遠くから響いた

マーゾ!

弟子たちを着地させると僕も着地する

助けに来たぞ!

マーゾが勢いよく地面に降りてくると

ゼロス!貴様ぁぁーー!

僕の胸ぐらをつかんだ。

誰がその者たちを連れて来いと言った!

マーゾの手をつかみ

待たされる者の心の痛みがわからないのか!

僕もそう叫んだ

どちらもある意味では正しくある意味では間違っている。

弟子たちが慌てて止めにはいるとマーゾは手を離した

マスターマーゾ!それに魔王様方、我らも協力させてください!

格闘家のダンザが片膝を折ると全員も後に続く。

マーゾ、そやつらは!

魔王イザニコスが聞いてくる。

皆、魔王をその身に宿すつわものたち、だがいまだその力を制御できずにいる。

イザニコスが水流を放ちながらものすごい剣幕で怒鳴り飛ばず

いまは兵の質など選んではいられぬぞ!

黙っていろ!

マーゾもそれに負けずイザニコスをにらみつける。

女騎士レシーヌが言った

マスターマーゾ!すでに我らは異世界の魔王と戦う決意はできております!どうか!

・・・・・・・・・・・・。

長い沈黙が流れた。

僕は言った

マーゾ、覚悟を決めるときだ。

マーゾはしばらく沈黙を保ったあとようやく重い首を縦に振った

・・・・・・・・・・・・よかろう。

ダンザが言う

マスターマーゾでは!

ただし!先走るな!我に続け!

「「はっ!」」

全員が一斉に返事をする

ゼロスお前とはあとできっちり話をする必要があるようだ。

いいだろう。お互い生き残れればの話だが。

全員が肩を並べ対岸の向こうほどにいるコピーの軍勢と対面する

マーゾ言った

ゆくぞ!

魔王軍の軍勢も雄たけびをあげる

「「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」」

いええええーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!

バゴアが風を巻き起こしコピー共の群れを大爆破させていく。

でやあああああああああああああああー!

イザニコスの水が流れ

とおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおー!

パラドスィの雷が轟く

僕は叫ぶ

いくぞ!カブリート!

オォー!

魔王が背後に姿を表す

マーゾが叫ぶ

人と魔物のためにいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいーーーーーーー!

「「人と魔物のためにいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいーーーーーーー!」」

マーゾが闇炎の猛威を振るう

師に習いダンザも叫ぶ、

はあああああああああああああああああああああああああああああああああああ!

拳を振るえばコピーの巨体が跳ね飛んだ。

ほんの少し体を赤いラインが走ると魔王モノマヒアの力の片鱗が、魔物の文様として皮膚の上に姿を現す。

プリズマが仮面を右手でつかむと黒いオーラがあふれ出しコピーたちを呪殺していく。

仮面の呪いの力、使いこなして見せる!

ウィン!手を

ええ、ミリア!

二人が手をつなぐとわずかに魔王トゥリパの片鱗が姿を現しコピーを抑えつける

いけー!

レシーヌが剣を振るえば魔王デアの片鱗がコピーを薙ぎ払う

魔王の力、強力だがいまだ。完全には使えない。ならば一瞬でいい!この剣術のみで次につなげてみせる!

でやあああああああああああああああああああああああああ!

サンツが叫ぶ

いくぜえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!

魔王エファアルティスの残滓が刀身に宿る。完全でなくとも同じく片鱗を見せコピーの腕を切り飛ばす。

ノエル

えい!えい!

ノエルは遠くから爆薬を投げていた。

ドカーン!

コピーには気をそらす程度の意味しかない。

グゴオオオオオオオーー!

コピーが咆哮しノエルめがけて走っていく

うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああ!

すかさず僕が素手でコピーを殴り飛ばす1200mコピーが吹き飛んでいく

ノエル、僕から離れるな!

あ、ありがとうございます!マスターゼロス!

レシーヌ!危ない!

間一髪、カブリートが空から飛来すると

むん!

コピーの頭を殴り飛ばした。

あ、ありがとう!カブリート!

無用だ。集中しろ!

カブリートは素直に礼を受け取らず、立ち上がろうとするコピーの方を見た。

レシーヌ、大丈夫か!

マスターゼロス!

遅れてやってきた僕とレシーヌが肩を並べて剣を構える。

双剣杖を振るい精神を集中させる

はあああああああああああああああああああ!

カタラ・パンメガス・スコタディ・スフェラ!

648mの巨大な闇の玉が96個現れるとコピーたちを粉砕していく。

一方、魔王軍の兵たちは疲弊していた。

コピーが軽く手を振るえば兵たちはアリのように投げ飛ばされる。

知性を感じさせないコピーの猛威を前に魔王軍は次々追い詰められていく。

それは魔物以上にひ弱な人間たちにおいてはもっとひどいありさまだった。一部の戦士を除けば無惨な死体の山だ。

おまけにテリオ・アポリト・テリオ・メガロス・エドモも凄まじい猛威を振るっている。

やつが一度暴れれば毒が戦場を満たしていく。

マーゾが全軍にできるだけ相手をしないように伝えてはあるがそれでもあの大怪虫が相手ではそう思うようにはいかない。

戦闘は長期戦となり、すでに開戦から数時間が経過していた。

魔王軍の魔物たちだけでなくマーゾたち魔王たちも疲れが見え始めていたのかもしれない。

イザニコス様!危ない!ぐぎゃあああああああああああああああああ!

魔王イザニコスを守ろうとイザニコスの腹心の一人が頭から丸かじりにされると絶命。

わらわの家臣をよくもおおー!

イザニコスが両手をかかげ水をかき集める。

ウガゴオオオオー!

咆哮が背後から響き渡る

イザニコス!後ろだ!

マーゾが目の前のコピーの頭を押さえ付けながら叫ぶ。

瞬時に振り返ったイザニコスがコピーを水の渦で破壊するが

うぉあ!

背後から別のコピーに華奢な体をわしづかみにされ、岩壁に投げ飛ばされる。

ぐはぁ!

たまらず口から血を噴き出す。

このぉ・・・。

水を手に練り上げようとするが。

ぎゃ!

四方八方からコピーたちの屈強な手が伸びてくるとイザニコスの体を引きちぎろうと四方八方に握りしめてくる。

や、やめろぉ!貴様ら!わらわを!魔王イザニコスと知ってのろうぜき・・・ぐぎゃあぁぁぁーー!

ビリビリビリ、グシャ!

イザニコス殿!うがぁぁぁぁぁ!

イザニコスを案じたことでパラドスィもが一瞬の隙が生まれる。

気がつけば腹にコピーたちの体から飛び出た刺が突き刺さる。

グフッ!不覚!

グサ!グサ!グサ!グサ!グサ!グサ!グサ!グサ!グサ!グサ!グサ!

滅多刺しにされる。

ガハァー!

魔王バゴアも似たようなもので何十匹ものコピーに押し潰されようとしていた。

そんな魔王様たちが!

ノエルぼうっ、とするな!

忠告もむなしくノエルがコピーに剣を振るうもそれは気の抜けた一撃で逆に隙を与えてしまう。

剣先を手で掴まれ殺されそうになり

うわああああああああああああああああああああああああ!

恐怖を前に悲鳴をあげる

ノエル!

すかさずマーゾが飛び出すとコピーを魔法で焼きつくす

大丈夫か!

すいません!マスターマーゾ!それよりその傷!

ぐ・・・。遅れを取ったか・・・。

見ればマーゾの胸からドクドクとおびただしい量の血が流れている。

「「マスターマーゾ!」」

弟子たちが駆けつけると倒れそうになるマーゾを支えた。

マスターマーゾが・・・僕をかばって・・・。

ノエルてめええええええええええええ!

サンツがノエルの胸倉をつかむ

よせ、サンツ。

マーゾが弟子たちの腕を振りほどきそれをやめさせると

ぐぉっ!

同時に倒れこむ。

マスターマーゾ!

ノエルたちは慌ててマーゾに駆け寄ると支えた

ノエル、気にするな・・・。お前は悪くない。

潮時だろう。

魔王たちはマーゾたちを残し、全員コピーの群れに殺され、

魔王軍も悲鳴の声があちこちから上がり、すでに戦線は崩壊、敗走を始める者まで現れていた。

いいかノエル。お前はこの中の誰よりも心が強い。皆が迷わぬようにお前が導くのだ。

そんな!僕にはそんなこと!

自分を信じろ。お前ならあるいは・・・。

態勢は決した。

マーゾは弟子たちの支える手を払いのけ、ふらつきながら一人で立ち上がると、いまだ戦いが繰り広げられている戦場へと数歩歩いてから立ち止まる。

僕たちは魔王マーゾの背を見ていた。

ここまでだ・・・。お前たちは逃げろ。

レシーヌが言った

そんな!マスターマーゾ!我らも最後まで戦います!

およしなさい。

プリズマ、お前、まだ、そんな!

プリズマが泣きそうになりながら目に涙を溜めている。

プリズマ・・・

レシーヌも涙ぐみそれ以上何も言えなくなった。

言葉にこそ出さなくともプリズマのつらさが理解できたのだ。

ミリアとウィンも手をつなぎ泣いていた。

ダンザが言った

マスター・・・あんた・・・死ぬ気か!

ノエルがおえつまじりに言う

マスター・・・。

サンツも言葉にはしなくとも悔しそうに顔をそむけた

マスターゼロス、大事な我が子たちを頼む。

僕も何とかその言葉を口にする。

マーゾ約束するよ

カブリートの背に乗って僕たちは戦場を離れる。

空へと上昇するほどにマーゾの姿が見る見る小さくなっていった。

マーゾの声が聞こえた気がした。

さらばだ。

瞬間的に凄まじい爆発が巻き起こった。

その光は大勢のコピーたちを焼き付くす。

マスターマーゾォォォォォー!

サンツが吠えた。

自らの未熟さが負け犬ぶりが恩師を死に追いやった。ぬぐいされない絶望と共にその光を目に焼き付ける。

偉大な魔王の最後の輝きだった。

まぶしい光だ。とても闇の名を冠する魔王が放つ光とは思えなかった。

ノエルは言う

マスターマーゾ、あなたの想いは僕たちが引き継ぎます。

どうしようもない悲しみがあふれ静寂が戻ってきたころだった。

逃がすと思っているのか?

野太い声が虚空に響く。

巨体が雲を引き裂き、それが姿を表し僕らの前に立ちはだかった。

僕は言う

そんな・・・デス・ムント・デス!

ダンザが言った。

マスターが命がけで俺たちを逃がしてくれたのに・・・。

ノエルが言った。

みんな弱気にならないで!

ダンザが言った。

ノエル!お前!

僕たちならやれる!今日までやつを倒すために力を高めてきたはず!

俺たちのなかで一番弱いお前がどうしてそんなに自信満々なんだよ!

そう言ってダンザが肩を落とすと弱気になっていたことを恥じているのかうつむいてしまう

レシーヌが言う

ダンザ落ち込むな。勝算は万分の1もないことに変わりはない。逃げるために戦うのだ!

サンツは泣きながらデス・ムント・デス目掛けて剣を向けた。

そうだ。逃げるにしても俺たちの意地をあいつに刻み付けてやる!

みんな行くよ!

僕の合図でカブリートがカデス・ムント・デスの背に着陸するとみんなが飛び降りた。


なんだあれは!

肉の塊が空を飛んでいた。

デス・ムント・デスの巨大な体から鱗が落ちるように肉の塊が空に舞うとそれらが銃撃してきた。

うわぁ!

間一髪避けると骨が地面に突き刺さっている。

デス・ムント・デスの飛翔体とでも呼べばいい存在だ。

やつの体の一部が独立して動いているのか?

飛翔体は再び襲って来ようと旋回している。


デス・ムント・デスの体から肉の塔が起き上がった。

よく見ればその塔は、数百メートルはある上半身であり、ムカデのような足がついている。だが木の根のように底は貼り付いていた。

背骨をしならせデス・ムント・デスが言った。

愚かな。羽虫がどれだけ集まろうと無意味だというのに。

言ってくれるぜえ!

ダンザが叫び殴りかかりみんなも続く。


≪魔王デス・ムント・デス第二形態が現れた≫


Lv???????????????????????????

HP600万0000

MP400万0000

パワー50万0000

防御25万0000

すばやさ50万0000

賢さ90万0000


ダンザの攻撃1のダメージ

現在のデス・ムント・デスの残りHP599万9999


全員次々に攻撃をしかけてみるも

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ


1しかダメージを与えられない。

ミリアが叫ぶ

まったく効いてない!

レシーヌがつぶやく

つ、強すぎる・・・。

ダンザも唸る

むう、まるで壁を殴っている気分だ

はあああああああああああああああああああ!

僕が一番しつこく攻撃を打ち込んだ。


1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ


ウィンが言った

マスターゼロスすごい!

ダンザが言った

あんなに速く動けるのか!

レシーヌが言った

でもそのマスターですら1のダメージしか与えられないなんて

僕は叫ぶ

まだだ!黒魔法・メラース・ズィナミ!

黒いオーラを身にまとい

影魔法・スキアー・ズィナミ!

影のオーラを身にまとう

最上級能力強化魔法の重ねがけで僕の剣術は4倍になる

でやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!


1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ

1のダメージ



デコピンを食らった

ぎゃいん!

99999999999999999999999999999999のダメージ

残りHP1

意識はかろうじであるがゴハッ!血を吐く

皆が集まってくると

マスター!

マスター!大丈夫ですか!

マスター!

皆が心配してくれる

今度は我の番だ

デス・ムント・デスの頭上に文字が見える

《死へのいざない》

ウボオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!

まるで地獄の底から叫び声が聞こえかのようだった。

レシーヌが叫ぶ

な、なんだ!

サンツが言った

あれを見ろ!

デス・ムント・デスの広大な肉の体の上を大量の赤い人が雪崩れこんでくる

それは黄泉の川、黄泉の世界の断片か何かだ。

登れええー!

ダンザが叫び

全員急いで近くにあった小高い肉をよじ登る。

トバァ!と鮮血が肉の上を流れて滝のように落ちていった。

デス・ムント・デスの肉体の上はいまや洪水のようになっている

ふう、なんとか逃げたぜ!

サンツが安堵のため息を漏らすと

レシーヌが叫んだ。

待って!ノエルがまだだ!

何!

見れば真っ赤な川に流されるゴマ粒ほどの人影が見えた

いけない。ノエル!

僕はノエルが川底におぼれるのを見逃さない。

すかさずカブリートに飛び降りるとノエルを追いかけた。

飛翔体が機銃を撃ってくる

カブリート!

任せろ!

カブリートは瞬時に弾丸を避けると右に旋回しながら飛翔体をしっぽで叩き落とし爆散させた。

そうして、なんとかノエルの頭上までやってくる。

ノエル!

地獄の川にダイブする

四方から伸びる死者たちの手を払いのけ、ノエルを・・・つかんだ!

プハァ!

深呼吸して息を整える。

ノエル!大丈夫か!

ま、マスター!

捕まっていろ!

はぁ!

影魔法・スキアー・アンテローポイ!

邪悪な影の者たちを呼び出す。影の者たち、言うなれば邪悪な化け物たちだ。

その邪悪な影の者たちが別種の邪悪な化け物である黄泉の亡者たちと激突する。

呪殺合戦だ。怨念と怨念がぶつかり合う。

赤い水は影に塞き止められ、引き潮のように引き僕とノエルを避けて流れていった。

肉の地面に着地する。

だが、まだ終わらない、影の者たちが押され始めている。

再び赤い水が流れてくるのは時間の問題だった。

マスター!このままでは!

ノエルを背にかばうと

わかってる!いいから!僕の背に隠れて!

はぁー!

魔法に集中するほど影の者たちは数を増やし、

ドバア!

真っ赤な洪水を何とか塞き止める。

長い攻防だった。

フハッハッハッハッハッハッ!

腹の立つ高笑いが洪水の中でも聞こえてきた。

デス・ムント・デスは手をパンパン叩いて喜んでいる

あいつにとって僕たちの攻撃なんて遊びということか!

ドボォン!

白い泡を立て、上からデス・ムント・デスが水中に飛び込んでくる

真っ赤な血の海をエビのような動きをしている。

マスター!

ノエルが半狂乱に叫ぶ、何とかしてくれと、助けてくれと言っているのだ。

マスター!

黙って!集中できない!

右手で影の者たちを維持しながら、

双剣杖を振るい精神を集中させる

はあああああああああああああああああああ!

カタラ・パンメガス・スコタディ・スフェラ!

左手から2592mの巨大な闇の玉が448個の強力な闇の玉を連射する。

闇の弾が突き進むが

ダメだ!

旋回するように縦横に避けられる。

ダンスでもしているかのようだ。

たまの粒も当たったところでまるで効いている気がしない。

こんな、馬鹿げている・・・ほとんどエベレストの質量だぞ!

これでも僕は3つの世界を極め跨いだトリプルウィザードなんだぞ!

しっかりしろ!ゼロス!

そう元気付けてくれたのはカブリートだった。

やつは

任せろ!と言って

うおおおおおおー!

雄叫びをあげると、緑の稲妻を生成、水中を引き裂き、大爆発を巻き起こす。

水中爆発の白い泡が視界をふさいだ直後、手が伸びてきてカブリートの右腕を引き裂いた。

ぐおわぁーー!

カブリート!

おのれ!デス・ムント・デスめ!

はぁぁぁぁぁぁー!

さらに影の者たちを呼び出し、闇の弾を射出する。

マスター!危ない!

え!

気がついたときには目の前に広がるやつの手の平が見えた。

うわあぁぁー!

ウゴオオー!

やつの怒号で目が覚める。

ぼやける視界で目を凝らせば

マスター!しっかりしてください!

目の前にノエルが見える

ノ、ノエル・・・!

僕はノエルの胸ぐらを必死につかむ

はっ!どうなった!

みんなが何とか戦線を維持してくれています!

うわあぁぁー!

悲鳴と大爆発が起きる。

仲間たちが傷だらけに痛め付けられている。

戦線を維持しているだと?馬鹿な!もてあそばれているだけだ!

傷だらけでなんとか立ち上がると全員満身創痍、ボロボロだった

ダンザが悔しそうにつぶやく

くっ、くっそぉ・・・勝てないのか・・・。

みんな悔しそうにして、立ち上がろうともがいていた。

ここまでか。

僕はレシーヌに言った

悪いがみんなを安全に降ろしてあげてる暇はない。

お前たちだけでも逃げなさい!

ここから落ちても不死者の体なら生き延びられるはずだ!

そんな!マスターゼロス!

いいから!いけぇ!

デス・ムント・デスから大量の肉片が飛んでくる。

話をする暇すら与えてくれない!

みんなが走るすぐ横に巨大な肉片が突き刺ささっていく

一瞬の迷いが逃げ足を鈍らせ気がついたときには串刺しだろう。

はぁ!

僕は魔法で無数の黒い弾丸を撃ち出し、飛翔体を攻撃し続けた

レシーヌは悔しそうに言って駆け出した。

マスターゼロス、すいません!

それでいい。

そう思い全力で彼女たちを逃がした。

皆同じ思いで別れの言葉を叫び、次々、デス・ムント・デスの背から飛び降りていく。

最後にウィンが振り返って言った

・・・さようなら。マスター。

僕がうなづくとそれを見て、彼女は飛び降りてった。

生き延びてくれ。

心の底からそう思った。

空中で突然、飛翔体が停止する。

異世界の魔王デス・ムント・デスと僕は対峙していた。

まるで伝説の怪物と戦う勇者の気分だ

感じるぞ。貴様から強い力を感じる。

貴様の名は?

大魔術師、呪怨魔術師のゼロス。どちらでも好きに呼ぶといい。

魔王に成りかけの人間と言ったところか、どうだ?我と手を組まぬか?

僕は冷静に返事をした。

断る!

愚かな。

デス・ムント・デスが無数の手をわらわらと動かすと手を上下左右に構えた。

いつでも魔法を出せるとでも言いたげな動きだ。

うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!

全力で魔法を繰り出し、二つの魔力が衝突、強い闇がすべてを覆い隠した。

僕は体が浮かび上がる感覚に襲われ上下左右の並行感覚を失い。

そのままなにもできず雲の層へと落ちていった。

ノエルが気が付くとみんなはいなかった。

いつの間にか辺りは暗くなり、夜空を見上げれば星がまたたいていた。

マスターマーゾ、マスターゼロス、偉大な魔王様たち。あなたたちの意思はまだ死んでいません。必ず僕が受け継ぎます!

そう誓うノエルだった。

みんなそれぞれの地で目を覚ます。

ダンザは森に

サンツは牧場に

レシーヌは故郷に

ミリアは白い服に囲まれて

ウィンは黒い服に囲まれて

プリズマは灰の服に囲まれて

いまは離れていても、いつか同じ場所へ。

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