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唄う気持ち

作者: 檸檬

大切な手綱を持ってひとつ動けばアウトラインが変わる夏



車の中でカップアイスをほおばる月夜に許された冷たさ甘さ



真昼より薄暗がりの窓辺から溢れ落ちるような星ふたつ



ゆっくりと両目を閉じるのは心に沈んだ石をちゃんとみたくて



好き勝手鳴きなよ蝉時雨、、泣いてなんかないと蝉時雨は鳴いて



愛よりも悲しみを伝えることにまだ生きてみるヒトデの命



何が罪などと言うことはない風よ浮かばせておくれ

ただ歌を



石ころは星の一部だったんだと大切にしてくれる君が好き



夢見草夜に流れる鈴虫の白露のよな優しいキス



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― 新着の感想 ―
大切な手綱ひとつで、変わる夏のアウトライン。一つめの歌から夏への想いを感じました。暑い日中が終わり、月明かりの中でのアイスの、冷たさと甘さ。夏はひとしおですね。 心に沈みゆく石と、沁みゆく蝉時雨に、…
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