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アホすぎタクヤくん  作者: 綾瀬大和
第1シーズン
44/66

第45話あきらの息子、暴走する列車

**第45話:アキラの息子、暴走する列車**


横浜の惨劇を乗り越えたタクヤと太田さんは、次なる戦いの舞台が東海道線に移ることを知った。アキラの息子が脱獄し、貨物列車で逃走を始めたという情報が入った。タクヤはその暴走列車を追うため、JR東日本からE233系0番代を借り受け、必死にその列車を追いかけることになった。


「アキラの息子が脱獄した?!」タクヤは信じられない思いで無線を聞いていた。「どこへ行くんだ?!」


警察署長の声が続いた。「東海道線を使って熱海方面に向かっている。急いで追いかけろ!」


タクヤは太田さんと共にE233系に乗り込み、東海道線を走り出す。列車はその速度を落とすことなく、120キロで走行を続ける。途中、駅のホームや踏切を猛スピードで通過していった。


**小田原での追跡**


小田原駅に差し掛かったところで、タクヤはようやくアキラの息子の暴走列車に接近していた。しかし、アキラの息子は予想外の行動を取る。突然、貨物列車の中から自転車が投げ捨てられ、その後、列車は湯河原駅を通過した。


「これは…」タクヤは息を呑んだ。「何かがおかしい。あの自転車、間違いなく意図的に投げられた。」


さらに進むと、湯河原から熱海へ向かう途中、残り900メートルほどで、暴走列車が突然、線路から外れ、脱線してしまう。E233系の前に広がるのは、崩れた車両と煙、そして鉄道が破壊された跡だった。


「くそ…!」タクヤは舌打ちをしながら運転席を見た。「このままじゃ追いつけない。乗り換えろ!」


**E257系に乗り換えて**


タクヤはJR東日本の許可を得て、次の手段としてE257系踊り子号に乗り換える。E257系はE233系よりも少し速いが、依然として新幹線並みの速度は出せない。しかし、これでもう一度、アキラの息子を捕まえるためには重要な選択肢だった。


列車が静岡、愛知、岐阜、そして滋賀を通り抜ける中、タクヤは必死に追跡を続けた。その速度で走るE257系は、120キロを超え、最大速度160キロに到達次第にアキラの息子が乗った列車に迫っていく。


**最悪の脱線事故**


ついに、米原駅に到着した瞬間、予期しない事態が起きる。アキラの暴走列車が急激に減速することなく、駅構内に進入し、制御を失った。まるで猛獣が暴れているかのように、列車は周囲の構造物を次々に壊しながら進んだ。


「危ない!」タクヤは運転席から叫んだ。「進行方向を変えろ!」


だが、後の祭りだった。暴走列車が米原駅の車止めに衝突すると、そのまま突き進みあたり一面が爆発的な衝撃で揺れ、駅舎や停車していた対向車両に衝突しが脱線、さらには1番後ろの6号車の連結が切れ離され新幹線の高架に衝突後にたくやの257系の15.14.13.12

.11.10号車も豪快に高架に衝突走行中の新幹線が崩れた高架から落下し始めた。


「どうして…こんなことに…」タクヤは目を見開き、信じられない光景を見つめた。新幹線の高架が崩れ、瓦礫が飛び散り、最悪の鉄道事故が起こった。


その衝撃で、タクヤが乗るE257系も巻き込まれ、列車は激しく揺れながら進行方向を失っていった。ついには、両列車が完全に脱線してしまい、駅構内はもはや地獄のような状態になっていた。


タクヤはすぐに足元を固め、太田さんと共に脱線した車両を進んでアキラの息子の確保に向かう。


**再び捕まえるために**


脱線した車両の中、アキラの息子は負傷していたが、依然として逃げようとしていた。タクヤは慎重に近づき、ついにアキラの息子を捕まえることに成功した。


「アキラ、お前の息子もついに捕まえた。」タクヤは冷徹に言った。あの暴走列車の先に待っていたのは、アキラの恐ろしい計画の続きであったことを感じ取っていた。


タクヤと太田さん、警察機動隊が必死に守り抜いたその先には、これから待ち受ける更なる闘いがあることを、彼はすでに覚悟していた。だがまた2年ほど平和が訪れたアキラはまた攻撃してくるのだろうか?

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