第30話壊滅の空へ
第30話: 破滅の空へ
タクヤと大田委員長が東京の崩壊した街を離れ、次なる作戦に向けて移動していたその時、空がまたしても暗雲に包まれた。突然、彼らが乗っていた車のラジオから緊急速報が流れた。
「速報です。日本各地で同時多発的に飛行機爆破事件が発生しました。大阪、京都、東京の各空港において、数機の飛行機が爆破され、さらにハイジャック事件が複数発生しています。現在、警察は全力で対応を試みていますが、詳細は不明です。」
タクヤの顔が歪んだ。「まさか…」
その瞬間、別の速報が続けて流れた。「飛行機の一部が大阪の道頓堀に着水しました。さらに、走行中の東武伊勢崎線と衝突し、京都の五重塔にも接近しています。その後、富士山への墜落も確認されており、現在、死者数は1000人を超えています。」
「この惨劇も、アキラ教の仕業か…?」大田委員長が冷や汗をかきながらつぶやいた。
タクヤは拳を握りしめ、目を鋭くした。「確実にそうだ。彼らは日本を完全に崩壊させるつもりだ。」
一刻も早く犯人を追い詰める必要があった。タクヤと大田委員長は急いでアキラ教の本拠地を突き止め、アキラの幹部との戦いを覚悟してその場を後にした。
その後、二人は飛行機に乗り込み、アキラ教の幹部が潜伏していると思われる場所に向かった。しかし、タクヤの頭の中には、今なおあの崩壊した東京と、無惨に命を奪われた1000人の市民の姿が浮かんでいた。彼の心は激しく燃え上がり、復讐の念に駆られていた。
飛行機が目的地に向かう途中、乗客の中に不穏な動きがあった。タクヤが警戒していると、突然、機内の灯りが消え、アナウンスが流れた。
「この飛行機はハイジャックされました。乗客は身の安全を確保してください。再度、警告します。黙って従うように。」
その瞬間、タクヤは息を呑んだ。背後に目をやると、複数の武装した男たちが乗客を脅し、操縦室に向かっていた。明らかにアキラ教の手先だ。タクヤは大田委員長に目を合わせ、静かに言った。「これ以上、犠牲者を出すわけにはいかない。」
タクヤと大田委員長はすぐに行動に移った。飛行機の後部で何人かの乗客と協力して、武装した男たちを制圧し、操縦室に突入することを決意した。しかし、ハイジャック犯たちは巧妙に計画を練っており、タクヤたちが近づく前に再び空中に放たれた爆弾が爆発した。
飛行機が大きく揺れ、乗客たちの叫び声が響く中、タクヤは冷静さを保ちながら必死に操縦室に向かった。だが、次の瞬間、飛行機が急降下を始め、視界が歪み、猛烈な速度で地面に向かって突っ込んでいった。
そして、そのまま飛行機は大阪の道頓堀に着水した。衝撃的な音と共に、飛行機の一部が大きく崩れ落ち、火花を散らした。周囲は煙と火に包まれ、飛行機は完全に破壊された。
タクヤはなんとか脱出したが、大田委員長と他の乗客たちはその場で命を落とした。タクヤは震える手を握りしめながら、無念の思いを抱えた。
「こんなことが許されるわけない…」タクヤは涙を流しながら呟いた。
その後、タクヤは事件現場を後にし、再びアキラ教の幹部を追い詰めるべく、戦いの準備を整えた。しかし、今度は東京を超えた恐ろしい事件が続き、次々と破壊と死が日本を包み込んでいった。
その後、警察機動隊が来てタクヤはついにアキラ教の幹部との壮絶な戦いに臨む。幹部兼田みつる部下1000人と警察機動隊
1050人の戦が始まった。




