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井戸の底  作者: hide
3/4

第三話、、、

雨が降ってきたのか、額に滴が落ちてくる回数が増えた。


何故このような目に遭ったのか、何故この場所にいるのか分からない。

頭が混乱する中、どこからか声がするような気がする。


「起きて、、、」


そうか俺は夢を見ているのか、少し不安が安らいだかと思うと今度ははっきりと聞こえた。


「こっち見てよ」


振り向いた声の方を見ると、土壁にヒビが入った。

驚く間も無くヒビは大きくなり、やがて大人が屈んで通れる大きさまで穴は広がった。


「こっち来て」


深く蒼帽子を被った少年の姿と、可愛らしい小さな手が穴から出てきた。

白田は狼狽え、考える暇もなく、少年の後についていくことにした。

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