親子の血液型と「ママのベッドへいらっしゃい」というドラマの想い出
あらすじでも述べましたが、話の都合上、テレビドラマの酷いネタバレがあります。
そういったことが嫌いな方は、プラウザバックを推奨します。
最近、「戦国に皇軍、来訪す」(第14部)の執筆の関係から、親子の血液型について、色々と調べている最中に、そう言えば、昔、ドラマで親子(具体的には父子)の血液型がカギになる話があったな、と急に思い出しましたが、どうにも題名等が思い出せず、自分のかなり怪しい記憶をたどった末に、昨今なので、登場していた(筈の)俳優さんの出演歴についてネットで調べる等した末に。
そんなこんなから、ようやくドラマの題名等を見つけ出せました。
「ママのベッドへいらっしゃい」ですが、昔(気が付けば約30年前)、いきなり古谷一行が演じる父親に、風間トオルが演じる男主人公が婚約者を略奪婚されて、元婚約者が義母になってしまい、しかも、それが2回目のことだったことから、覚悟を固めた男主人公は父親から義母になった元婚約者を取り戻そうとする、という設定から始まるテレビドラマでした。
(尚、男主人公の最初の婚約者は、既に父親とは離婚して、独身に戻っていました)
更にこのドラマの流れから、必然的かもしれませんが、結末も結末としか、言いようが無く。
ネットで確認する限りですが、男主人公の最初の婚約者と父親は最終的には復縁して、男主人公は二人目の婚約者(元義母)とよりを戻して結婚して、他にも色々と複雑な家庭関係が構築された末に。
最終話の中での一シーンにおいて、男主人公と父、更に男主人公の弟の男3人が、目の前にいる自分達の子3人を見ながら、
「あいつは本当に俺の子なのかな」
「俺の弟かも」
「いや、俺の孫かも」
という本当に怖い会話を交わすシーンまであったドラマになります。
(更に言えば、ドラマの流れの中、元義母に父の隠し子疑惑まで生じるとか、何処まで複雑なのか。
尚、親子鑑定の結果、元義母と父は赤の他人と判明するものの、それが判明するまで、父と元義母は実の父子なのに知らずに結婚したのか、と真剣に悩む事態まで起きています。
とはいえ、その結果として、元義母と男主人公は結婚できたのですが)
今になって考えれば、こんな設定、流れでこんな結末になるドラマ、よくもまあ木曜日の21時台に地上波ドラマでやれたなあ、とまで私は考えてしまいます。
で、何で私の記憶にそこまで引っ掛かっていたか、というと。
その中でシスAB型という血液型が出てきて、そのことが父と男主人公との関係の一つのカギになっていたことです。
シスAB型の男性とO型の女性の間だと、O型の子が産まれてくるのです。
男主人公と父は血縁関係は実は無く、男主人公の母は浮気をして男主人公を産みました。
ですが、父に悪い点があったので、父母はやり直したのですが、上記のことから、又、男主人公の弟を産んだ際、母は浮気をしたという誤解を受け、母は失踪、父子関係がごたつくことになりました。
更にその直後の頃だったと覚えていますが。
B型の父とO型の母からA型の子が産まれて、いわゆる裁判沙汰になり、親子鑑定をしたところ、父子関係が肯定されたという新聞記事を読んで、事実は小説より奇なり、というが本当にあるのだな、ということもあって、尚更に記憶に残ってしまいました。
(尚、こちらの方は、何故にそんな事態になったのか、ネット検索を私が行った限りでは、どうにも見つからず、私の記憶が誤っているのかも、と自信を失っています)
そもそも論になりかねませんが、私自身が描くネット小説では複雑な家庭関係を描くことが多いので、尚更にこういったことに引っ掛かって、つい、で済ませてはいけませんが、調べてしまいます。
そうしたことから、却ってそういったネタが集まってしまい、益々、小説で描くと言う悪循環が。
本当に我ながら困ったモノです。
ご感想等をお待ちしています。