アフターコロナを考えてみる
今もコロナウイルスに苦しむ方々の、一刻も早い体調の快復を祈っております。
コロナウイルスは間違いなく日本人の意識に影響を与えたと思います。
それは何も日本だけでなく、世界中の人々にとってそうでしょう。
私の住む町は田舎ですのに、未だにマスクが手に入りません。
ホームセンターやドラッグストアでは、レジに透明なビニールが張られ、飛沫が店員の方に掛からないよう工夫されています。
そんな苦労が早くなくなれば良いと思いつつ、コロナ騒動が治まった後の世界を考えてみましょう。
真っ先に誰もが考えているのが、自分や家族に必要なマスクを確保しておこう、ではないでしょうか。
花粉症の人は期間中の量を、いつもより多目に用意しておく。
これまでは1箱だけ買っていたのが、これからは5箱くらいは貯めておこう、みたいな。
花粉症でない人も常に箱買いし、いざという時に困らないようにしておくはずです。
それはマスクだけではなく、トイレットペーパーやティッシュペーパーもそうでしょう。
日常生活で使う品を在庫として確保しておき、パニックで売り切れになっても困らないようにしておく。
缶詰などもそうなってくるかもしれませんね。
テレビの健康番組で取り上げられた翌日には、サバ缶がスーパーから消えたりしますから。
必要な物、自分の好きな物はある程度を常備しておくように意識が変わるでしょう。
って言うか変わった、でしょうか。
皆さん痛感した筈ですもんね。
痛感した事といえばWHOの無能さでは?
まさかあれ程までに使えない、それどころか足を引っ張る組織だったとは!
人から人へは感染しない?
お前の目は節穴か!とツッコミたい人は多かった筈です。
それに関連し、アメリカのトランプ大統領はWHOへの拠出金を停止するとかしないとか。
資金の流れを調査しているとか。
安倍首相は今はそんな事はしないと述べたとか。
コロナによって国際機関の堕落が白日の下に晒されました。
ユネスコとかそうなんじゃないかと薄々気づいてはいましたが。
つまり、中国共産党の暗躍です。
これは共産主義云々ではなく、情報の隠匿さの問題かと思います。
中共政府は表に現れないお金が多過ぎるし、確認出来ない情報ばかりです。
数字がいい加減過ぎるし嘘を流しても平気な厚顔無恥さが余りに酷い。
何か言ってますよね。
責任を押し付けるな、とか。
エイズを広めたアメリカを訴えるぞ、とか。
世界の平和の為にあってはならない政府だと、世界中の人々が思い始めた筈です。
共産党はあってもいいのですが、中国という国は大き過ぎるので、世界に与える影響力が大き過ぎます。
少なくとも今後は感染病の発生を隠さないよう、中共政府には厳しく臨む必要があると思います。
それに伴い、国連においても組織の透明性を高める努力が求められるでしょう。
事務総長などを途上国から選ぶという通例?は止め、必要な能力を備えた人物を選出する方法を見つけねばなりません。
その方法は分かりませんが・・・
というか、WHOなんているのかという根本的な問題が。
感染症の専門家を集めて議論してもらい、その決定を各国に伝えるだけで十分なのではと思ったりもします。
各国にあった対策を採れるよう、色々なケースを想定してマニュアルを作るだけに止める。
内政干渉は出来ませんし。
干渉するなら出来なかった時に責任を果たしてもらわないと。
このコロナはグローバル社会の危険性を、改めて強烈に浮き彫りにしました。
人と物が自由に行き来すると、感染病もあっという間に世界に広がっていまう事が証明されてしまいました。
サーズとかあったので今更ですが。
感染症の危険を織り込んで今のまま進めるのか、危険性を排除する為にある程度の制限をかけるのか?
誰が音頭をとるのかという問題もあり、なし崩し的にこれまで通りに行きそうではあります。
そんなリーダーシップはトランプ大統領くらいしか取れそうにありませんが、彼に反発する人も多いので難しいでしょうね・・・
日本の経済、産業構造はどうなるでしょう?
外出自粛で外食産業は厳しいようです。
外食は不要な支出だったとなるのでしょうか?
それとも、世の奥様方は早く自粛を解いてくれと思っているのか?
毎日家族の食事を用意するのは疲れますから。
偶にはレストランへ行きたいわとなりますよね。
つまり、あまり変わらなそうです。
だって外食は便利だし、気分転換でもありますから。
リモートワークはこれまで以上に進むのか?
これは難しいと思います。
単にセキュリティーの問題です。
今時はUSBメモリーの会社への持ち込みは不可ですよね。
自宅なんて危険が一杯ですから、そこまでリモートワークなんて進まないと思ったりします。
セキュリティーの管理が不可能ですから。
それとも、部屋とか全て監視でもするのでしょうか?
社員の行動をウェブカメラで逐一チェックし、AIが怪しい動きを見張る。
情報漏洩を防ぐにはそれくらいしか出来そうもありません。
何なら手持ちのスマホでパソコンの画面を写し、ネットで配信出来ますから。
会社での勤務はそういう危険を予防する効果もあります。
さて、会社とくれば学校ですね。
ネット授業で十分なのか?
これは明確に否定出来ます。
それだけで十分な筈がない。
同年代の同級生と同じ時間を過ごす、この経験は人格形成においても欠かせません。
群れを作る種には必ず必要です。
そうでないと人との接し方が分からないまま大人になってしまいます。
これは非常に不味いと言えます。
ネット授業ならイジメが起きないという意見もあるかもしれません。
それは早計だと思います。
イジメで死を考えるまで悩んでいる方には申し訳ありませんが、社会的なデメリットの総量で判断すべきだと思います。
イジメをなくす為にネット授業となり、学校に行かなくても済むようになる事で発生する損害と、今現在イジメに苦しむ人がいる事で発生している損害との量を比べる必要があります。
どちらの方が大きいのか?
どちらを優先すべきなのか?
こう言っては身も蓋もありませんが、イジメで自殺する人が出ても、死ぬのはイジメの被害者だけです。
復讐、逆襲する場合であっても、その程度は知れています。
それは社会を形成する人類の負の一面です。
なくすよう努力すべき問題ですが、根絶は難しいと思います。
しかし、社会の中で生きる人類が、その人格形成期に同年代の者達とリアルで触れ合わないで育ったら?
その影響の方がはるかに恐ろしいと思います。
外でも会えるだろう、ですか?
クラブ活動や遊びを通じて?
まあその通りです。
その中で人間関係の作り方を学べば、それは学校に行くのと同じです。
だったら学校でいいじゃないですか。
今の学校を良くしていけばいいのです。
病気で勉強が遅れ、授業についていけなくなり、不登校になるなどの生徒はネットの活用で救えるでしょう。
社会は確実に進歩しているのです。
しかし、どんな影響があるか分からない方法を選ぶより、今のやり方で問題を解決していく方が失敗が少ない筈です。
明らかにそっちの方が優れているという実例があるなら別ですが。
とまあ、そんな事でアフターコロナを考えてみました。
最後に、全て私個人の妄想ですので悪しからず。