れいわ新選組山本代表は中国韓国からの入国制限をどう思っているのだろう?
昨年10月、フッ化水素など、大量破壊兵器の製造に転用されかねない物資の輸出管理が強化され、韓国への輸出が制限されました。
制限であって禁止ではなく、必要な書類などが整ってあれば輸出は許可され、現に輸出もされているのが実際です。
その際、れいわ新選組の山本代表は日本政府の対応を批判しておりました。
その内容が酷かったので、エッセイにて彼を批判する内容を書いてます。
https://ncode.syosetu.com/n1257fr/
こんなエッセイを書いた事も忘れていたのですが、今朝になってふと思いました。
れいわ新選組って今は何をしているのだろうと。
昨年までは結構頻繁にテレビで取り上げられていたのに、最近は全く目にしないなぁと。
コロナでそれどころじゃない?
いやいや、韓国への輸出管理の強化であれだけ日本政府を批判していた山本氏ですから、今回のコロナウイルスに対する韓国からの入国制限については、前以上に言いたい事がある筈です。
交流を止めるような事は大人げないし、経済的にも大損失だし、国際機関と連携して話し合いで解決すべきなんでしょう。
と思って検索してみたらありました。
『2020.2.17 新型コロナウイルス感染症対策に対する対政府要望を提出しました』だそうです。
その内容は以下の通りです。
(検査体制の充実)
(安心して仕事を休める社会の構築)
(仕事を休む者、被雇用者が欠勤する企業への財政的支援)
(日本人乗客の自衛隊施設への一定期間の隔離・停留)
(すみやかな消費税の減税など経済対策を)
(予防的措置として中国滞在歴のある外国人の入国一時禁止の是非の検討)
(常時介護を必要とする在宅の重度障がい者が感染した場合の対応について)
詳細が知りたければれいわ新選組のホームページにどうぞ。
ここで気になったのは6番目の提言です。
予防的措置での入国禁止を提言してんじゃん!
韓国に対する輸出管理の強化の時と矛盾してませんかね?
結局のところ、戦略物資の輸出を国際社会が厳格にしているのは予防措置な訳ですよ。
テロ支援国家に物資が渡り、大量破壊兵器を製造されて使用されたら大量の人名が失われると懸念しているからです。
それと同じですよね、感染病の流行地からの入国を制限するって。
国内に感染者が増えないようにする為です。
でも、輸出管理強化の時の山本氏の主張であれば、国は移動出来ないのだから、ご近所さんが家に訪ねて来るのを禁止なんて出来ないでしょう?くらいは言いそうじゃないですか。
どうして入国禁止を提言しているのでしょう?
いや、入国禁止なんて当たり前ですよ?
それを批判している訳ではないのです。
前回とは反応が違うんじゃないかと言いたいだけです。
昔を反省し、現実的な考え方になっているのならば評価はしますよ?
そうなのですか?
根拠のない想像ですが、彼はただ単に自分が病気になりたくないからじゃないですかね?
家族を病気から守る為でもいいですが、それはそれで真っ当ですので批判はしません。
でも、輸出管理の時に、6兆円という、何を根拠に言っているのか分からない数字を基に、それを棒に振るのは反対だと言われていましたので、辻褄が合わないだろうとは言いたい。
中国と韓国からの入国を制限する措置でどれだけの経済的損失があるのですか?
それは許容するのですか?
どうして許容するのですか?
今回と前回、何が違うのですか?
それを明らかにしない限り、政府は場当たり的だなんて批判は出来ませんよ?
しているのかは知りませんが。