壱の弾
初投稿です。
拙い文章ですが、よろしくお願いします。
これは、とある世界のとある国に似た、とある世界のとある国の戦国の世にて、
剣と魔法の銃が織りなす物語である。
魔銃とは何であるか!
少年と少女が目指す先には、何が待ち受けるのであろうか!
日ノ本の未来は、Wow Wow Wow Wow!
そんな物語の はじまり! はじまり!
時は、天下分け目の大戦、関ヶ原の戦いを経て数年後の世、大戦に参加した各地の有力な諸侯は、各々の道を歩み始めていた。
ある者は、大戦の無情を嘆き、民を連れ新たな地を求め旅立ち
さる者は、人の力を見限り、人ならざる神の力に頼り
かの者は、戦国の世のあり方に疑問を見いだし、新たな形の統治を模索する
大戦は、終われど天下統一の世とはならず。
戦国の時代は終わらない、されど、世は大戦にやより一つの終幕を迎え、次の幕が開ける迄の小休止、嵐の前の静けさ、凪のような仮初めの平和を迎えたのであった。
---壱の弾 契り----
豊後の国、府内城城下町
豊後の国は、南方の薩摩を除く九州を支配する覇者、大友家の守護する国である。
この大友家、とある事情で、天下の大戦、関ヶ原の戦いに参戦していないため、国力に消耗なく、事情通である商人どもの間にて、優れたる国の一つとして話題にあがる程である。
その優れたる国、豊後国の城下町の大通りは、桶に入った海産物を運ぶ飛脚、お客を呼び込む看板娘、高い安いと交渉する商人と客、町人と旅人の揉め事を仲裁する武士等々、様々な人々が行き交い、大層な賑わいをみせている。
その賑わいの中の一つである古風な茶屋にて、甘味に満足をし、目を細め、頬が落ちそうな笑みを浮かべ、口直しの茶を頂く少女あり。
その少女、背丈は、5尺の小柄にて、蝶々の簪で肩まで至る艶のある黒髪を束ね、澄んだ水面のような透明感のある白肌、身嗜みは、赤き揚羽蝶々の刺繍が目を引く、膝元丈の黒き着物を纏う。
「豊後の甘味は美味だわ、ほんとに美味しい!特に、このカステーラ、もうほんと、何なのよ、
何なのよ!」
喜色を帯びた少女の声が漏れる、茶を一口のみ、甘味を褒めるの一連の動作を繰り返す。
どうやら、少女は、甘味を気に大層気に入り、興奮が冷めやらぬようである。
その興奮は、少女に、茶屋の娘が、いつもの茶屋を訪れた旅人への決まり文句「実は、当店自慢のカステ-ラは、元は豊後の国の甘味ではないのです、云々」と訂正したいのだが、少女から距離をとり、お盆で口元を隠し、困り顔をして、どうしましょうと尻込みをしてしまうほどであり、茶屋の娘だけでなく周囲からも奇異の目線を集める。
「ということで、カステーラは、わたしの恋人候補ね!
さぁ、さてどうしましょうか、
準備は上々、けれども、当代の大友の姫は、変わり者と聞く、
上手くいくかしら」
半刻を要し、カステラを食し、更に半刻を要し、茶とカステラを賛美し、カステーラの恋人候補と至った。
美少女の恋人候補となるが、食される運命しかないカステラは、表情があったらどんな表情をするか見てみたいものである。
それはさておき、カステラを恋人候補と語った喜色を帯びた少女の声は、一転、言葉が進むにつれ成りを潜め、表情、声共に真剣味を帯び、不安と自信の混じったものとなる。
ふぅーーー
少女は、瞳をとじ、不安を押し出すかのように、深く長い息をはく
そして、ゆっくりとまぶたを開き、目線を徐々にあげ、見据えるは、大友家の城、臼杵城の天守閣
「魔銃という力は、ほんとに難儀ね。運命というのかしら、逆らいがたい得体の知れない何かを感じるわね。だから、やるしかないのよね。」
少女は、口角をあげ、得物を狙うかのように徐々に目を細め勝負師の顔となる。
「いくよ、契り」
少女は、腰元にある銃の撃鉄を優しく撫で、
その後、力強く羽織を羽織る。
その羽織、織田木瓜の家紋あり。
以下は、本編に関係ないです
作者のひとり言
三国志をベースにするはずが、出来上がったプロットは、戦国時代?
謎ですね。
小説を書きなれてませんので、次回の投稿は、遅くとも1週間後を予定しております。




