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ならばと、私を元の姿に戻して!と強く願ったら、全身が光った。
光が収まり鏡を見に行くと、元の姿に戻ってなかった。
じゃあ、なんのために光ったんだよ。期待させやがってと私はガックリとうなだれた。
「ローファ、何も叶えられないのだが・・・」
「それはおかしいですね。なら、この私に魔法をかけてみて下さい」
ローファが両手を広げて、さあどうぞと言った。
ならばと、私はローファに女性になれと強く願った。すると、ローファの身体が光って、その光が収まると、そこにはナイスバディの絶世の美女がいた。
性別が変わったローファは一瞬驚いたものの、すぐに微笑を浮かべた。
「魔王様が望まれるのなら、身も心も捧げます」
そう言って、妖艶な流し目をしてきたので私は慌てて、ローファを元の姿に戻した。
残念そうなローファは見ないふりをした。