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玉座の間に再び、大勢の魔族達が集められた。ひれ伏した状態でも私の言葉をまだかまだかと待っているのが感じられた。


私はスピーチが苦手だ。

でも一言でもいいのなら、まあなんとかなるかな。


「皆の者、よく集まってくれた」


そう声をかけ始めただけでも、歓喜に震える者や泣き出した者がいた。この魔王はどうやら随分と慕われているようだ。


「長き眠りについてしまい、心配をかけてしまったな。すまない」


滅相もございませんという声が次々と上がる。


「それと、あまりにも眠っていたせいか、記憶喪失になってしまった。こんな私でも変わらない忠誠を誓ってくれるか?」


「「もちろんでございます」」


玉座の間にいた全員が口を揃えて、そう言ってくれた。


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