僕たちの進む道は一緒とは限らない
君からのおはよう
そして僕からのおやすみ
当たり前に続いていたこのやり取り
もう言わなくていいと僕は言った
君はひどく腹を立てていたけれど
本当は君もわかっていたはずだ
全て無駄だったと
君は言うけれど
僕はそんな事を
これっぽっちも思っちゃいない
君との日々は
素晴らしい発見の毎日で
君の声を聴くたび
君の笑顔を見るたびに
僕の胸は満たされていった
それは噓じゃない
本当だよ
当たり前の毎日
当たり前の言葉
全てが大切で愛おしい
それでも
僕も君も
新しい道へ進んでいくんだよ
遠隔地の友として
僕は君を応援している
君の幸せを
誰よりも願っているよ
僕も
僕の歩むべき道へ
進んでいくから
お互いの歩むべき道が
一緒だとは限らない
無理に一緒に歩むことはしなくていいんだよ
君が歩む道は
君が決めていいんだ