第1章 資源
拙文、どうぞお付き合いください。
(10月3日 最長交易路に必要な資源枚数を修正しました)
(2月3日 やや長かった各章を分割し、読みやすくしました)
(携帯ユーザーの為に、盤面の画像は第1章のみに配置しました。盤面参照の際は第1章をご覧ください)
カタンの開拓には木・レンガ・麦・鉄・羊という5つの資源があります。そしてその資源を使って建設できるものが交易路・開拓地・都市・カードの4つです。この資源と建設の関係性を考えていく上で、大事な事があります。配置が終わった盤面を見てみましょう。
(光の加減でちょっと見にくい事をお詫びします)
注目すべきはレンガと鉄のタイルです。レンガは3・6・9の茶色のタイル、鉄は2・10・11の銀のタイルです。ここで重要なポイント。
「他の資源タイルは4つあるが、レンガと鉄はタイルが3つしかない」
という事に注目してください。タイルが3枚しかないという事は、レンガと鉄は資源不足に陥りやすく、手に入りにくいという事が言えるのです。
この「レンガ・鉄」という不足しがちな2つの資源をどう扱うかが、カタンの開拓においての勝利戦略に大きく関わってきます。まずはレンガと鉄は常に足りないのだな、という事を理解しましょう。
カタンの開拓に置いて、このレンガと鉄のどちらをより重視して戦うかが、勝利するために重要になってきます。どちらも生産が不足しがちなため、「どちらも十分に得る」という事は難しく、そういう状況が作れるならおそらく勝利は確実です。
だが、他のプレイヤーも妨害してきますので、両方を十分に得る事は殆ど出来ません。結果的にレンガと鉄のどちらかはあまり手に入らないという前提の元に戦う事になります。
では「レンガ・鉄」のどちらかを重視する戦略を選んだとして、勝つためにはどうすれば良いのか。次は建設と勝利点の観点から、この「レンガ・鉄」について考えていきます。