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人混みは苦手……。  作者: 柊粉雪
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彼女は何を考え何を感じる

初投稿です。

どうか、生暖かい目でご覧ください。




どうもこんにちは。私は、この春からピチピチの女子高生、園原恋火です。なのですが、現在私はある問題と直面しています。それが

私の中学校の卒業式の日の後、幼馴染にこう言われたのです……。

「あなたが好きです! 付き合ってください! 」その時は考える時間もなく断ってしまったが、今思うとあれでよかったのかと不安に思うこともある。ーー 何より、その幼馴染は女の子なのだ。ーー


ring,ring,ring. 「ん、ああ、今日は入学式だっけ。確か、愛花一緒に行く約束してたな。遅れないようにしないと……。」

今日は、私の高校の入学式の日だ。まあ、愛花というのは私の幼馴染で、高校には幼馴染と一緒に行く約束をしていた。

「さてと、ちょっと早いけれどもう待ち合わせに向かうとしましょうか。」

「持ち物とかは大丈夫なんでしょうね?」

「大丈夫大丈夫。行ってきまーす。」

お母さんへの反応をおざなりにしつつ、私は家を出た。


私の家から10分~15分で最寄の駅に着く。今回はそこが待ち合わせ場所。

ちなみに、人混みは苦手なので極力避けて通る。

駅の広場に着くともう其処には目的の人がいた。向こうもこっちに気付いてぶんぶん手を振ってきている。

「おっはよーう‼︎ 」

「うん、おはよう」

「どうしたの、ひーちゃんテンション低ーい。」

「だってさ、今四月だよ?人がみんな動き始める時期だよ?知らない人とも話さなきゃだし、そもそもこんな人混みやってらんないよ。」

「私はひーちゃんといれて元気三倍テンションも三倍みたいな感じだけど。」

「まあ、とりあえず学校に向かおうか。」

「完全スルー⁉︎」


駅集合の理由は私たちは学校へは電車通学だからだ。

「あ」

「どうしたの?」

「やばい。電車があと2分で出ちゃう!」

「じゃあ、間に合わないから次の電車乗ろう」

「ふぅ。あ、まーた本読んでる。」

「愛花、この諺の今わかる? 」

give a person a fish, they eat for a day. However teach them to fish, they eat for a life time

(魚を人に与えれば人はその日のために生きる。だが、釣り方を教えれば人は人生を生きる。)

「うぇー、難しそうだなー。」

「そうでもないよ、要するに愛花はもっと勉強しましょうって意味だよ」

「とんでもないブーメランだった⁉︎」




ここから始まるのは街の女子高生の物事を描いた大いなる叙事詩である的な。

ごめんなさい言い過ぎました。

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