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【揺花草子。】(日刊版:2018年)  作者: 篠木雪平
2018年03月
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【揺花草子。】<その2251:これが若さか。>

 【揺花草子。】<その2251:これが若さか。>


 Bさん「場末のバーでジュースとか頼んで

     まわりの荒くれ者どもが

     『ガッハッハ! ジュースだってよ!!

      ガキは帰ってママのおっぱいでも飲んでな!』

     とかってからかうみたいなテンプレ展開があるじゃないですか。」

 Aさん「えっ・・・あー・・・西部劇的なアレ?

     と言うかなに場末のバーって・・・。」

 Cさん「ここ数日言ってるでしょ、前の日に出たワードから広げてくキャンペーンよ。」

 Aさん「あー・・・でも昨日はそのキャンペーンから外れてたんじゃないです?

     一昨日の話と昨日の話って何か繋がってました?」

 Bさん「一昨日は木曽川沿いのチャートの話をしたし、

     昨日は木曾改二の話をしたでしょ。」

 Aさん「そう言う繋がり!!?」

 Cさん「そう言うわけで今日は場末のバー繋がりよ。」

 Aさん「また随分なところ持ってきましたね・・・。」

 Bさん「こう言う展開で良くあるのはさ、

     主人公にまわりの荒くれどもがちょっかい掛けようとしたら

     主人公がえらい強くて返り討ちに遭うとか、

     荒くれのリーダー的存在が『やめな! ・・・ボウズ、何か訳アリらしいな』

     的な展開かどっちかって感じじゃん。」

 Aさん「まあ・・・確かに、良くある感じではあるね。」

 Cさん「阿部さんだったらあっさり荒くれにブチのめされて

     『THE END』って感じになりそうだけどね。」

 Aさん「そんな展開の作品逆に見たことないですけど。」

 Bさん「こう言うシーンで印象的なのはアムロとランバ・ラルの

     初めての邂逅シーンなんだけど。」

 Aさん「あぁ・・・確かにあのシーンは印象的だったね・・・。

     アムロがホワイトベースを脱走して砂漠のダイナー的なところで

     ランバ・ラル隊と鉢合わせるシーンだね・・・。」

 Bさん「主人公サイドから見たら敵なのに、

     見ず知らずの少年に対して懐の深さを見せたり

     自分の出自や境遇の故に上層部から充分に評価されないことを嘆きつつも受入れ

     この現状を変えたいと渇望する想いを吐露するなど、

     やけに魅力的で人間臭い存在として描かれるランバ・ラル。

     ファーストガンダムの中でも屈指の人気キャラなんじゃないかと思うんだ。」

 Aさん「確かに。

     立場が違ったが故に敵味方に分かれてしまったけれども、

     彼の高潔な精神は人として尊敬できる魅力があるよね。」

 Cさん「そう言う敵キャラにも深い人間ドラマを据えるところが

     ガンダムの魅力と言う感じなんでしょうね。」

 Aさん「ええ、確かに。」

 Bさん「そんな、作中トップクラスのどっしりとした大人の貫録を見せるランバ・ラル。」

 Aさん「うん。」


 Bさん「しかし彼の年齢は35歳。」

 Aさん「35歳であの貫禄!!!!!」


 50歳になっても出せそうにない。

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