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【揺花草子。】(日刊版:2018年)  作者: 篠木雪平
2018年03月
85/365

【揺花草子。】<その2250:地味にキャンペーンは続いている。>

 【揺花草子。】<その2250:地味にキャンペーンは続いている。>


 Bさん「『ガルパン最終章』の第1話のパッケージがリリースされたじゃないですか。」

 Aさん「おっ・・・あぁ・・・ブリジット復活した・・・」

 Bさん「べっ別に・・・////」

 Cさん「さっき裏でキツいダメ出しくれてやったからね。」

 Aさん「そう言う怖いやつやめてくれません!!???

     和やかに行きましょうよ!!!」

 Cさん「『阿部さんみたいな人間が一夜限りの恋なんて

      天地がひっくり返ってもあり得るわけないじゃない』って言い聞かせたから。」

 Aさん「本人いないとこで随分キツいこと言われちゃってますけど!!!

     キツいダメ出しって言うのはぼくに対してってことなんですかね!!?」

 Bさん「と・ともかく、ガルパン最終章ですよ。」

 Aさん「おっおう・・・。」

 Bさん「全6話で構成されると事前に発表があった『最終章』ですが、

     その第1話は去年の12月に劇場公開されたよね。」

 Aさん「うん、そうだった。

     それが4ヶ月足らずでパッケージでリリースって言うんだから

     ちょっと驚いたね。」

 Cさん「でも全6話と言っても、第1話に関して言えば本編尺はだいたい45分くらいで、

     これって TV シリーズで言えば概ね2話分よね。

     第2話以降も同じぐらいの尺をとってくると考えれば、

     全6話って言うのは TV シリーズ換算だとちょうど1クール分ぐらいになるわけでね。」

 Aさん「あ、確かに。」

 Cさん「そして TV シリーズでは1クールが終わる3ヶ月目の終わり頃から

     パッケージのリリースが始まるのが通例じゃない。」

 Aさん「確かにそう言う言い方をすればそうなりますけどね・・・。」

 Bさん「でさ、もう今回の話数が公開される頃にはパッケージが出ているから

     ネタバレ上等の方向性で行こうと思うけども、

     始まって5分程度であっと言う間にものすごく話が進むよね。」

 Aさん「ああ、確かに。

     なんかすごい勢いで展開していくよね。」

 Cさん「でもそれって割と TV シリーズの頃からそんな感じだったのよね。

     まったり日常系アニメに慣れ親しんでいると

     ガルパンは随分話が詰まってて忙しなく感じるかも知れないけれども、

     短いカットにもものすごいエネルギーとかこだわりが詰め込まれていると言うか、

     もうじっくり観ようと思ったらいくらでもリピートできるって言うかね。

     観るたびに新しい発見があるって感じだもの。」

 Aさん「それも確かにそうですね。

     そう言う意味でも特異な作品と言えます。」

 Bさん「今回の最終章第1話も始まってすぐにいきなり学園艦の最深部に

     潜り込むことになったり、

     そこで風紀委員会のそど子ちゃんが拉致されたり

     あんこうチームの面々が船舶科の人たちと追いかけっこを繰り広げたり・・・」

 Aさん「うんうん。そうだったね。」

 Bさん「そしてその場末のバーみたいなところで出逢うのが

     通称『竜巻のお銀』だ。」

 Aさん「うん。」

 Cさん「セーラーハットにマントのような黒のロングコートにロングブーツ、

     それにパイプ・・・あれは実は飴らしいんだけど、そう言う

     海賊みたいな雰囲気を醸し出す子よね。」

 Aさん「そうですね。インパクトのあるビジュアルでした。」

 Bさん「そんな彼女ら船舶科の面々は、敬愛する桃ちゃん先輩の危機に際して立ち上がり

     戦車道に身を投じる決断をする。

     試合当日にはマークIV戦車に大きなマストをつけて登場すると言うのも

     インパクト絶大でした。」

 Aさん「うん・・・そうだった。」

 Bさん「そしてその際にお銀が放ったセリフが『波濤を越えろ!!!』。」

 Aさん「うん・・・。」

 Bさん「その瞬間一部の人はきっとこう思った。」

 Aさん「あー・・・」


 Bさん「『木曾改二じゃん!!!!!』」

 Aさん「いや思ったけども!!!!!

     そして観覧中にあのシーンで思わず吹き出した人はきっと

     提督を兼ねているのだと思うけれども!!!!!」


 キャスティング的にも狙ったとしか思えない。

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