表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【揺花草子。】(日刊版:2018年)  作者: 篠木雪平
2018年03月
68/365

【揺花草子。】<その2233:滑り込む。>

 【揺花草子。】<その2233:滑り込む。>


 Bさん「昨日は阿部さんが妹盛りだくさんのシチュエーションを夢想して

     鼻息が荒くてたいそうキモかったです。」

 Aさん「ちょっ!! なに言ってくれてんの!?」

 Bさん「そんなわけで石油王の夢は潰えたわけだけど。」

 Aさん「え、潰えたの? もう諦めるんだ?」

 Cさん「阿部さんみたいに叶いもしない夢を追い続ける無鉄砲さは私たちにはないのよ。

     いくら頑張っても次元の壁は越えられないのよ。」

 Aさん「ぼくがいつそんな夢を語りましたかね!!?」

 Bさん「どっちにしても石油王になるのは難しいかなと。

     バイト情報誌とかに『石油王になるだけの簡単なお仕事です』みたいな

     募集が載ってたりはしないもんね。」

 Aさん「そりゃ載ってないだろ!!?

     きっと石油王は簡単なお仕事でもないしね!!?」

 Bさん「だから、ここはちょっと方向性を変えて行こうと思って。」

 Aさん「方向性。」

 Cさん「王になるのが難しいのだとすれば、それに並ぶような権力を持つポジションに

     就けばいいのではないかと言うことよ。」

 Aさん「石油王に匹敵するポジション?」


 Bさん「石油親善大使とか。」

 Aさん「観光キャンペーンでもやるの?」


 油田見学ツアー的な?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ