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【揺花草子。】(日刊版:2018年)  作者: 篠木雪平
2018年01月
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【揺花草子。】<その2170:星になるなどと言う浪漫チズム。>

 【揺花草子。】<その2170:星になるなどと言う浪漫チズム。>


 Bさん「今年は明治改元150年だそうですよ。」

 Aさん「おぉ。そうなりますか。」

 Cさん「それはつまり、江戸無血開城から150年と言うことでもあるわ。」

 Aさん「そうなりますね。」

 Bさん「そしてさらに言えば戊辰戦争から150周年と言うことにもなる。」

 Aさん「うんうん。」

 Bさん「まあ当時は旧暦だったわけだけど、

     今日この1月5日、旧暦慶応4年1月5日は

     鳥羽伏見の戦いで源さんが戦死した日です。」

 Aさん「お・おぉ・・・!!!」

 Cさん「シリーズ屈指の号泣回よね。」

 Aさん「そうですねぇ、確かに。」

 Bさん「そして戊辰150年と言うことは、

     我々が賊軍の汚名を着せられて150年の時が流れたと言うわけです。」

 Aさん「いや・・・ちょっ・・・それはどうだろう・・・?

     そう言う無闇に火種を撒くような発言はどうだろう・・・?」

 Cさん「折しも今年の大河では近代日本の礎を築いた西郷どんが主人公なわけでね。

     賊軍の我々としては複雑な思いを禁じ得ないわよね。」

 Aさん「だからそう言うのはやめましょうよ!!」

 Bさん「いやいや、そんな怨みつらみみたいなことを言いたいわけじゃないの。

     ただかつて日本を二分したあの戦いで、

     一方は勝った側であり、もう一方は負けた側である。

     今年はその勝った側がフィーチャーされると言うだけの話だよ。」

 Aさん「お・・・おう・・・。」


 Bさん「それにきっと今年の年末には

     西南戦争で散る西郷どんを想って

     号泣することになるんだろうし。」

 Aさん「シナリオの話!!???」


 どう言うお話になりますかね。

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