【揺花草子。】<その2203:売れる気がしない。>
【揺花草子。】<その2203:売れる気がしない。>
Bさん「『ヒゲとボイン』あるじゃないですか。」
Aさん「あぁ・・・えっと、ユニコーンさんの?」
Bさん「そうそう。」
Cさん「バンシィではないわよ。」
Aさん「それはユニコーンガンダムの2号機でしょ。」
Bさん「1991年リリースだって。
もう27年も前だよ。」
Aさん「えぇーそんなに昔なんだっけ!?」
Bさん「でもコピーバンド界隈では今なお人気の楽曲だと思うのです。」
Aさん「なんできみがコピーバンド界隈のことにそんなに詳しいんですかね。」
Bさん「この『ヒゲとボイン』、楽曲中に登場する
『痩せてるくせにボインの女』と、その女に淡い想いを抱く主人公と、
勤め先の『若いくせにヒゲなんかを生やしている社長』を
話題にしている曲ですよね。」
Aさん「そうですね。」
Cさん「こういうストーリーのある曲っていいわよね。
いろいろ捗るわ。」
Aさん「その言い方。」
Bさん「と言うことは、
もしぼくら【揺花草子。】を曲にしたら
『クズと貧乳』だね。」
Aさん「【揺花草子。】ろくでもないな。」
花見の時にキスしたりはしない。




