【揺花草子。】<その2519:めくるめくページの奥。>
【揺花草子。】<その2519:めくるめくページの奥。>
Bさん「以前から幾度かお話ししていますが、
ぼくらと言えば押しも押されぬきららガチ勢。」
Aさん「押しも押されないのか・・・。」
Cさん「昨年のミラク休刊以降、きらら系列雑誌は
本誌、キャラット、MAX、フォワードの4誌体制だけれども、
私たちはその全てを購読しているからね。」
Aさん「そう聞くとさすがと言う感じですね・・・。」
Bさん「ただし、フォワードに関しては電子版での購入だよ。
紙の雑誌は毎月24日頃発売だけれども、
電子版は遅れること約3週間、毎月12日頃発売になる。」
Aさん「ふむ。」
Bさん「そして来年から残りのきらら3誌も
すべて電子版の配信が始まることが決まりました。」
Aさん「おぉ! ついに!」
Cさん「ただし紙雑誌に対してまる1か月遅れでの発売開始よ。」
Aさん「1か月遅れ・・・。」
Bさん「つまり、例えばきらら本誌の2019年2月号は来年1月9日頃発売するけれども、
電子版の2019年2月号は2月9日発売になるって事だね。」
Aさん「んんーーー・・・。」
Cさん「ジャンプとかは紙雑誌と同日に電子版もリリースだし、
今この時代に月遅れって言うのもどうなのよって言う想いは正直拭えないわね。
単行本である KR コミックスは紙媒体と電子版を同時に発売しているのに、
掲載誌だけはタイムラグを置いているって言うのが・・・。」
Aさん「むむむ・・・。」
Bさん「でもまあ、それもビジネス上の力学の結果なのだろうから、
仕方ないかなとは思うよ。
ぼくら的には正直1か月遅れは耐えられないから、
今後も依然として紙媒体で購入を続けるだろうけれども、
アーカイブ目的で月遅れの電子版も手に入れる方向で考えている。」
Aさん「実質的に同じ雑誌を2回買うとかガチ勢の鑑だな。」
Cさん「ビジネス上の力学って言うのは尤もな話よね。
ひと頃に比べて漫画雑誌は売れなくなったって話もあるけれども、
それは書店全体で売り上げが落ちていると言う事とリンクしているわけだから。
きららの購読層は電子書籍に十分に慣れている層だと想定されるから、
電子版の同時配信を始めれば一気にそっちに流れて
紙雑誌が売れなくなってしまいかねないわ。」
Aさん「あぁ・・・確かにそれはあり得ますね・・・。」
Bさん「ただでさえ売り上げ低下に悩む書店のためにも、
紙媒体との同時リリースは難しいと言う判断だったのじゃないかなと想像するよ。」
Aさん「うーん。」
Bさん「本田さんも困っちゃうだろうしね。」
Aさん「本田さんは海外コミック・画集棚担当だから
それほど困らないんじゃないのかな?」
でも同日配信を強く望みます。




