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【揺花草子。】(日刊版:2018年)  作者: 篠木雪平
2018年12月
352/365

【揺花草子。】<その2517:気になる人はきっといるでしょう。>

 【揺花草子。】<その2517:気になる人はきっといるでしょう。>


 Bさん「アルボナースあるじゃないですか。」

 Aさん「ん・・・んん・・・。」

 Cさん「聞いた事ない単語が出て来たぞって感じの顔をしてるわね。」

 Aさん「聞いた事ない単語が出て来たぞって感じですねえ・・・。」

 Bさん「来期トロ・ロッソから F1 デビューする気鋭のレーサー

     アレクサンダー・アルボンの熱狂的なフォロワーたちの俗称だよ。」

 Aさん「えっそうなの? そんな言い方があるんだ?」

 Cさん「アムラーとかシムラーみたいな感じね。」

 Aさん「そんな感じなんです・・・?」

 Bさん「まあウソだけど。」

 Aさん「ウソなの!!? 何が本当なのかもう判らないんだけど!!!」

 Bさん「あのね、アルボナースって言うのは、手や指の消毒液の商品名なの。」

 Aさん「消毒液・・・?」

 Cさん「ほら、この季節になると公共施設とか病院とかの建物の入り口に

     四角いボトルに入った消毒液が置かれたりしてるじゃない。

     あれがアルボナースよ。」

 Aさん「あぁ・・・あぁ・・・。」

 Bさん「(ピンと来てない感じだ・・・)」

 Aさん「(ピンと来てないなこいつって思われてる気がする・・・)」

 Bさん「ボディソープみたいなポンプ式のやつでさ、

     上を押し込むとプシュッと消毒液が出て、

     それを手や指に揉み込む事で消毒できますぜって言うやつだよ。」

 Aさん「はぁ。」

 Bさん「でもさ、ぼくこの方式には問題があると思ってね。」

 Aさん「問題がある・・・?」


 Bさん「ポンプの押し込む部分は

     みんなが手で触れるところだから

     雑菌うようよなんじゃないのかな。」

 Aさん「ちょっと潔癖に過ぎない?」


 それも含めて消毒できるんじゃないですかね。

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