【揺花草子。】<その2506:哀愁を漂わせる。>
【揺花草子。】<その2506:哀愁を漂わせる。>
Bさん「今日は昔の恋人を懐かしむ日ですよ。」
Aさん「えっ・・・な・なにそれ?」
Cさん「阿部さんもそれなりに恋の想い出があったりするわけでしょ?」
Aさん「ノーコメントで。」
Bさん「良く『男は別名保存で女は上書き保存』なんて言いますが、
阿部さんはその点どうかな。」
Aさん「ノーコメントで。」
Cさん「ガード固いわねえ。
ガチガチに引いて守ってカウンター1発に勝負を賭ける下位チームみたいねえ。
弱者のサッカーね。」
Aさん「引いて守るのだって立派な戦術でしょ!!
弱者のサッカーとかって表現が良くないですよ!!
と言うかそもそも弱者じゃありませんよ!!」
Bさん「恋愛弱者と言うポジションなのに。」
Aさん「きみが何を知ってるって言うんだ!!」
Bさん「そもそも今日が昔の恋人を懐かしむ日であるのは、
『いつかの女』、つまり『いつ(12)かの女(07)』と言う
語呂合わせの故であるわけですが。」
Aさん「語呂合わせが強引過ぎて合ってない感すさまじいんだけど・・・。」
Bさん「そんなわけで今日は阿部さんから、阿部さんの人生を通り過ぎて行った
いつかの女の話を何とかして聞き出そうと思ってるよ。」
Aさん「何とかして聞き出そうとしないで欲しいなあ・・・。」
Cさん「ブリジットも何かとその辺り気になるのよ。どうこう言っても。」
Bさん「ちょっ!!//// そう言うのではない!!!////」
Aさん「い・いや・・・////
ま・まあどっちにしてもそのへんの話をするつもりはないんで・・・。」
Bさん「えぇ〜! 聞かせてよ〜!
せめていつ頃かだけでもいいからさあ。」
Aさん「いっいや・・・」
Bさん「ねえねえ、いつの女なの?」
Aさん「だ・だから・・・////」
Bさん「何年の何クールの女なの?」
Aさん「なんでアニメ前提!!???」
そう言う言い方をするなら通り過ぎてはいない。




