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【揺花草子。】(日刊版:2018年)  作者: 篠木雪平
2018年12月
337/365

【揺花草子。】<その2502:帰って試してみないと。>

 【揺花草子。】<その2502:帰って試してみないと。>


 Bさん「『絶体絶命都市』の新作がリリースされたんですよ。」

 Aさん「あぁ、うん。そうだね。

     第4作だね。」

 Cさん「当初は2011年にリリースされる予定になっていたから、

     7年越しのリリースになるわね。」

 Aさん「うーん。」

 Bさん「まあでもこの7年間のうちプラットフォームも PS4 になり

     映像のクォリティもアップしたわけだから

     ファンとしては待った甲斐があったと言えるのかも知れないよ。」

 Aさん「うん、そうかもね。」

 Bさん「ただね。

     これまでのシリーズ、PS2 向けにリリースされた『絶1』『絶2』は

     いずれも CERO: C。つまり15歳以上プレイ可。

     そして PSP 向けにリリースされた第3作『絶3』はCERO: B、12歳以上プレイ可。」

 Aさん「ふむ。」

 Bさん「しかして今作『絶4』はシリーズ初の CERO: D 区分。

     つまり17歳以上しかプレイできない縛りです。」

 Aさん「お・おぉ・・・それは・・・。」

 Cさん「つまりこれまでの作品よりもより

     暴力・犯罪などに関する表現に一歩踏み込んでいると言う事になるわね。」

 Aさん「そうなりますかね。」

 Bさん「ところで、『絶体絶命都市』シリーズは毎回、体力とは別に

     主人公キャラクターの行動力を左右する

     独特のパラメーターが設定されているよね。

     『喉の渇き』とか『寒さ』とか『ストレス』とか。」

 Aさん「あぁ、うん。そうだね。」

 Bさん「で、今回の『絶4』には、体力のほか、

     『空腹感』『喉の渇き』『排泄欲求』と言うパラメータがあります。

     これらが悪い方向に傾くと『ストレス』が増えると言う感じだね。」

 Aさん「ふむふむ。」

 Cさん「そして私たちはこれこそが CERO: D 区分となった

     理由ではないかと思っているわ。」

 Aさん「えっ・・・どう言う事です?」

 Bさん「排泄欲求、つまりおしっこをしたい気持ち。

     これが叶えられないとどうなりますか。」

 Aさん「いや・・・どうなるって・・・

     そりゃ、いつしか限界が来るんじゃないですかね・・・。」

 Cさん「その通り。」

 Bさん「つまり排泄欲求を満たさないままプレイを続けていくと、

     いずれ主人公は限界に達し、ついには

     お漏らししてしまう事になるんじゃないだろうか。」

 Aさん「えっ・・・」


 Bさん「うら若い女性がお漏らしをする様を描くとかって

     そりゃ CERO: D だろって思うよ。」

 Aさん「そう言う事なの!!???」


 そう言うシーンが収録されているわけではないと思います。

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