【揺花草子。】<その2495:いざと言う時の備えが大切。>
【揺花草子。】<その2495:いざと言う時の備えが大切。>
Bさん「今日は11月26日だから『良い風呂の日』の話をしようと思ったんだけど、
阿部さんにとっての良い風呂と言うのは
幼女が入った後の残り湯とかそう言う話になりそうなので
いろいろ危険性が高いからやめておくよ。」
Aさん「ちょっ!!! きみなんて事言ってくれてんの!!?
そんな倒錯的な性癖じゃないんだけど!!?」
Cさん「などと証言しており・・・」
Aさん「ニュースみたいな言い方しないでくれます!!?」
Bさん「まあとにかくお風呂の話はやめておくよ。
ぼくらがお風呂で疲れを癒している様を
阿部さんに想像されるのも気持ち悪いし。」
Aさん「いや・・・なんか理由がいちいち酷いんですけど・・・。」
Bさん「と言うわけで、今日は『良い任務』の話をしたい。」
Aさん「良い任務・・・。」
Cさん「任務と言うと堅苦しく聞こえるかも知れないけれども、
ToDo とか役割とかお仕事とかって考えると程良いかもね。」
Aさん「はぁ。」
Bさん「例えば阿部さん良い任務とはどう言うものだろうね?」
Aさん「どう言うもの・・・まあざっくりと概念的な話をすれば
リスクや苦労の割にリターンが大きいとか。」
Cさん「そう言う打算的な話をいちばんに出して来るあたりがさすが阿部さんって感じよ。」
Aさん「また酷い中傷を受けた!!!」
Bさん「例えばさ、ある地域で大規模災害が発生し、傷病者が多数。
その状況に立ち上がった医師団が被災地入りして治療や看護にあたる。
これは人道的にとても良い任務と言えるよね。」
Aさん「あぁ、うん。確かに。
自分が持つスキルを発揮して広く社会に役立てると言うわけだね。」
Cさん「他に、例えば生態系を荒らす危険な外来種の駆除なんかも
自然を守るための良い任務と言えるわね。」
Aさん「なるほど。」
Bさん「各地の領主が強い権限を保持し続けていた状況を打破するために
廃藩置県を断行したのも100年後の未来のためには必要だった
良い任務だったと思う。」
Aさん「一蔵どんかな?」
Cさん「ほとんどお客さんが来ない小さな純喫茶で、
時給はあまり高くないけどまったりのんびり
珈琲の香りに包まれながら働くと言うのも、
気持ち的に良い任務と言えるよね。」
Aさん「うーん。良いかも。」
Bさん「交差点のそばの路地で
おばあさんから500万円入りのバッグを
受け取るだけで報酬が貰えるアルバイトなんかも
簡単で高収入の良い任務と言えるんじゃないかな。」
Aさん「それは詐欺だよ!!!!!」
そんな虫のいい話はない。




