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【揺花草子。】(日刊版:2018年)  作者: 篠木雪平
2018年11月
320/365

【揺花草子。】<その2485:圧がすごい。>

 【揺花草子。】<その2485:圧がすごい。>


 Bさん「阿部さん阿部さんっ。」

 Aさん「え・えっ? な・なに? ブリジット。」

 Bさん「・・・。」

 Aさん「・・・・・・?」

 Bさん「・・・じーーーっ・・・。」

 Aさん「えっ・・・えっ・・・?

     な、何どうしたの? ぼくの顔じっと見て・・・」

 Cさん「『キックオフ』ごっこよ。」

 Aさん「えっあんなお互いを想い合って愛の視線を交わし合う感じでは

     全然ないんですけど?

     まるで罪人を値踏みするかのような鋭い視線なんですけど?」

 Cさん「あら解ってるじゃない。語るに落ちるとはこの事ね。」

 Aさん「そう言うんではないです!!!」

 Bさん「じーーー・・・。」

 Aさん「あの・・・ブリジット・・・。」

 Bさん「・・・んくっ。

     (ちょ・ちょっと恥ずかしくなってきた////)」

 Aさん「(うわなに可愛いな)」

 Bさん「・・・おほん。

     懲りずにじーーー・・・。」

 Aさん「いや・・・ブリジット・・・。」

 Bさん「・・・どう? 阿部さん。」

 Aさん「えっ? な・何が?」

 Bさん「ぼくの瞳、どうかな?」

 Aさん「えっ瞳? えー・・・

     え、うん。えっと・・・大きくて綺麗に澄んでると思うよ。」

 Cさん「阿部さんは汚れた目をしているものね。」

 Aさん「随分な言いようですねえ。」

 Bさん「もう少し褒めて。」

 Aさん「褒めて!!?

     えっ・・・そうだなぁ・・・うん、まるで宝石のようだよね。

     キラキラ輝いていると思うよ。」

 Bさん「うむ。」

 Aさん「(なんかやけに大きく首肯した・・・)」

 Bさん「では、今日が11月16日であることを踏まえて

     一言どうぞ。」

 Aさん「えっ・・・あー・・・。」

 Bさん「うんうん。」


 Aさん「良い色だね・・・。」

 Bさん「ベネ。(良し)」


 打合せの時点では夕焼けと紅葉の話をするはずでした。

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