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【揺花草子。】(日刊版:2018年)  作者: 篠木雪平
2018年11月
315/365

【揺花草子。】<その2480:数字ネタの元祖。>

 【揺花草子。】<その2480:数字ネタの元祖。>


 Bさん「今日は11月11日だから

     ポッキー&プリッツの話かあずにゃん&縁ちゃんの誕生日の話か

     良い井伊家の話をしようと思うよ。」

 Aさん「良い井伊家!!!」

 Cさん「良い井伊家の話は去年した方が良かったかも知れないわね。

     今年の井伊家は諸外国と勝手に条約を結んで大獄で暗殺されたものね。」

 Aさん「今年のって言う言い方がもうアレだなぁ。」

 Bさん「去年の直虎さんは中盤からチョロインっぷりが加速して来てたけど、

     まあでもいい感じに慕われてた領主って描かれ方でしたね。」

 Aさん「まあ、うん。そうだね。」

 Cさん「女城主と言う立場が故に時代の荒波に翻弄された感は否めないけどもね。」

 Aさん「確かに。

     でも戦国武将なんて大体多かれ少なかれ時代に翻弄されてはいると思いますけどね。」

 Bさん「それは尤もだね。

     何しろ天下分け目の大戦でどっちに付くかで

     その後のありようがだいぶ変わったわけだしね。」

 Cさん「阿部さんは中道気取りと思わせてどっちに付くか決めあぐねて、

     最終的にどっちからも疎まれる感じになりそうよね。」

 Aさん「随分酷い見立てじゃないですか。」

 Bさん「で、件の井伊家はもちろん徳川方に所属。

     ご存知福島と先陣争いをしたと言う逸話もあったりするよ。」

 Aさん「はぁ。」

 Bさん「彦根駅前にある井伊直政の像は馬に跨り戦場を颯爽と駆け抜ける

     鎧武者姿の形を取っている。」

 Aさん「そうなんだ。」

 Cさん「その兜が極めて特徴的でね。

     戦国武将はそれぞれに意匠を凝らした前立てを兜に着けていたけれども、

     直政は天を衝くような2本の長い鬼の角を模した前立てを着けていたわ。」

 Aさん「ほほう・・・。」


 Bさん「一説には『井伊』から『11』を

     模していたと言うよ。」

 Aさん「ガセネタやめてくれませんか。」


 その頃は日本では算用数字は使われていませんでしたよ。

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