【揺花草子。】<その2477:結局のところ。>
【揺花草子。】<その2477:結局のところ。>
Bさん「今日は11月8日だから
『良い親』と言う架空の存在に関して考察を進めていきたいと思う。」
Aさん「それを架空の存在と言っちゃっちゃあカトリーヌさんが泣くのでは?」
Cさん「その辺りは私だってわきまえているわよ。
私は彼女にとって決して『良い親』ではないと言う自覚はあるわ。
良い親であろうとは常日頃から思っているけれどもね。」
Aさん「あっ・・・そ、そうなんですか。
まあその辺りはご家庭の事情とかもあると思うので
あまり深くは立ち入らないでおこうと思いますが・・・。」
Cさん「それに私は良い親と言うよりも良いお姉ちゃんであろうと思ってるから。」
Aさん「お姉ちゃんと言うのは・・・それは・・・」
Cさん「見ようによってはちょっと歳の離れた姉妹みたいに見えるでしょ?」
Aさん「えっちょっ・・・同意求めるのやめてくれませんか・・・。
そりゃカトリーヌさんはかなりお若く見えますけれども、
ブリジットも相当若く見えますからね・・・」
Bさん「阿部さんハッキリ言ってよ。
『お前はちんちくりんのガキンチョだから
たとえママンが若く見えたとしても結局親子にしか見えんわ』
って言いたいんでしょ。」
Aさん「いっイヤッ!! そ・そう言うわけでは・・・まぁ・・・。」
Bさん「まあでもぶっちゃけバーキン家の家庭事情はこの際関係ないし
ここでことさらに話題にしたいわけではないのね。」
Aさん「あ・あぁそうなの?」
Bさん「世間一般で言うところの良い親と言うものを考えたいの。
阿部さんは良い親と言うのはどう言った人の事だと思う?」
Aさん「良い親・・・。
何だろう、時には厳しく時には優しく。
子供の人格や価値観を尊重してくれるけれども、
ダメなことはきちんと叱ってくれて、
それと分からないような優しさでいつでも見守ってくれてる・・・的な?」
Bさん「すごいね絵に描いたような理想の親だね。
人の親と言うポジションから縁遠い阿部さんから出た発言とは思えないレベルだね。」
Aさん「きみしれっと酷くない?」
Cさん「今阿部さんが挙げたのは一般的な理想の親像だと思うのよね。
多くの人が納得できるでしょうし、実際に親である人々は
そう言うのを自分のあるべき姿と思っていて、
けれどもそこにはなかなか到達できてないなと人も多いと思うわ。」
Aさん「そうですかね。」
Bさん「まあかくも『良い親』と言うのは得難き存在だと言う事ですよ。」
Aさん「はぁ・・・。」
Bさん「少なくとも3次元ではね。」
Aさん「そう言う言い方は良くないんじゃないかな!!???」
二次元最強論。




