【揺花草子。】<その2196:せめて冬の間だけでも。>
【揺花草子。】<その2196:せめて冬の間だけでも。>
Bさん「ドカーンと雪降りましたね。」
Aさん「ドカーンと雪降りましたねぇ。」
Cさん「今回の話数が公開される頃にはもうすっかり
春のぽかぽか陽気かも知れないけれどもね。」
Aさん「1月の終わりにですか?」
Bさん「まあぼくら界隈って話をすれば1年に何度かは
こんぐらいドカーンと雪が降ることはあるけれども、
今回はぼくらの住むところより南の方でもドカーンと降ったよね。」
Aさん「そうだね。
東京都心では数年ぶりに20センチを超える積雪が記録されたとか・・・。」
Bさん「そして案の定交通網が大混乱なわけです。」
Aさん「そうだねぇ・・・。」
Cさん「我々のような北国住まいの人々とは違って、
何年かにいっぺんあるかないかぐらいの大雪のために
充分な備えをしておくことはコストが合わないと言う認識のようよ。」
Aさん「いや・・・まあそれは確かに気持ちは分かりますけどね。」
Bさん「阿部さんも何年かにいっぺんブタ箱送りになる程度なら良いかなぐらいに
思ってるわけだよね。」
Aさん「思ってないよ!!? なに言ってくれてんのきみ!!?」
Cさん「阿部さんの趣味は単純所持だものね。」
Aさん「何を単純所持してるって言うんです!!?
誤解を招く発言マジでやめてくれませんかね!!?」
Bさん「ま、とにかく何年かぶりの大雪で大混乱となった首都圏の交通網。
さっきも言ったとおり、何年かにいっぺんならまあ
諦めもつくだろうぐらいのニュアンスですね。」
Aさん「まぁ・・・。」
Cさん「こう言うことでもない限りは
お仕事をさぼる口実もないってのもあるんでしょうね。
早く帰れてラッキーぐらいに思ってた人もいると思うわ。」
Aさん「いや・・・言ってもその帰りが大変だったわけですからね・・・。
帰宅難民が溢れ返るわけですから・・・。」
Bさん「こうなるとやっぱりテレワークとかって便利だなってことになるじゃん。
常に在宅とかってわけじゃなくて、
今回みたいにお天気が荒れて外出ができなそうなときは
積極的にテレワークを利用するみたいな働き方はありかも知れないよね。」
Aさん「あぁ・・・なるほど。
確かにそう言う柔軟さはあっても良いかも知れない。」
Bさん「なのでぼくら【揺花草子。】も・・・」
Aさん「しないよ?」
しないよ。