【揺花草子。】<その2470:さぷらいずど・ゆう。>
【揺花草子。】<その2470:さぷらいずど・ゆう。>
Bさん「今日から11月なわけですが。」
Aさん「うん、そうだねぇ。」
Cさん「秋クールも早くも残り2ヶ月よ。」
Aさん「だからその数え方はどうなんです?
秋クールって言うんだったらまだ最初の1ヶ月が終わった段階ですよ?」
Bさん「実は今のネタは4年前の11月1日にも同じ事を言ってる。」
Aさん「おっ・・・そうだったんだ?」
Bさん「そしてその時はそれがオチだった。
でも今回はそれを前説に使っているんだ。
その程度のネタではもうオチには使えないと言う判断だよ。
ぼくらは毎日同じような事を同じように繰り返しているようにしか
見えないかも知れないけれども、
こんな風にきちんと成長しているんだ。」
Aさん「随分と曲がりくねった成長の感じ方だなあ。」
Cさん「11月ともなればお外も大分寒いし、街路樹も葉っぱが落ちまくりだし、
道行く人々は外套に身を包みつつある頃合よね。」
Aさん「そうですね。」
Bさん「まあ冷え性持ちのぼくらとしては街行く人々の中でもかなり早い段階から
厚手の装備だったんだけれども。
秋物トップランナーだったわけだけれども。」
Aさん「なんの競走をしているのかな?」
Bさん「阿部さんは大抵ぼくらよりも入り時間が遅いから知らないかも知れないけれども、
ぼくは既に行き帰りはニット帽とマフラー装備だよ。」
Aさん「いや・・・帰りが一緒になる事はあるしちゃんと気付いてますけど・・・。」
Cさん「あらそうなの? 意外だわ。」
Aさん「意外ですか?」
Cさん「『こっそりブリジットのロッカー覗いてるしちゃんと気付いてますけど』
って言うなら話も分かるけど。」
Aさん「そんな事してませんよなに言ってくれてるんです!!?」
Bさん「へ・・・変態・・・」
Aさん「だから違うってやめてくれよその目!!」
Cさん「金髪幼女のミーシャちゃんがツバメさんを見下すような視線よね。」
Aさん「いやそれなんか分かる気がしますけどそれはそれで嫌だなあ!!!
・・・いや、って言うか、そう言うんじゃなくて・・・」
Bさん「えぇ〜・・・?」
Aさん「『あっこのニット帽ぼくがあげたやつだなあ』
って・・・」
Bさん「(っっっ////)」
不意打ちを受けたよ。




