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【揺花草子。】(日刊版:2018年)  作者: 篠木雪平
2018年10月
302/365

【揺花草子。】<その2467:垣根を超える。>

 【揺花草子。】<その2467:垣根を超える。>


 Bさん「『きらファン』についにひでりちゃんが実装されましたねえ。」

 Aさん「実装されましたねえ。」

 Cさん「阿部さん引いたかしら?」

 Aさん「ひでりちゃんは★4でしたからね。引けましたよ。」

 Bさん「そっか、それは良かったね。」

 Aさん「おかげさまで。」

 Bさん「ひでりちゃんの話はぼくら以前にもしてるよね。

     6月下旬だったけど。」

 Aさん「あぁ・・・美雨さんに実装追い抜かれた話だったね・・・。」

 Cさん「あの時『きららガチ勢は医学的な性別を気にしない懐の深さがあるはずだ』

     なんて言ったけども、それが誤りではなかったことが証明されたわね。」

 Aさん「そう・・・なんですかね。

     まあこれが秋月さんとか店長が実装ですってなったら

     確かに荒れそうには思いますけど・・・。」

 Bさん「まあそんなわけで長く待ち望んだひでりちゃんの実装。

     しかしぼくは実装が発表される数日前にはその事実に気付いていたよ。」

 Aさん「えっ・・・なにそれ? リーク的な?」

 Bさん「違う違う。そう言う良からぬ筋からの情報じゃない。

     他でもない『きららファンタジア』ゲームそのものが

     既に情報を知らしめていたんだ。」

 Aさん「えー・・・そうだった? 気付かなかったけどなあ・・・。」

 Cさん「ゲームを始めるときに『ログインボイス』ってのがあるじゃない。

     『きららファンタジア、始まります』的なアレね。」

 Aさん「あぁ・・・ありますね。」

 Bさん「そしてそのボイスは登場キャラクターのボイスがランダムで流れるよね。

     前回ログインした時はカレンだったけれども、

     今回はかおす先生だったみたいな事も良くあります。」

 Aさん「うん。」

 Bさん「そのログインボイスで、実装発表前の時点にもかかわらず

     ひでりちゃんのボイスが流れたことをぼくは耳ざとく気付いたよ。」

 Aさん「えっホント!!?」

 Bさん「ホントホント。さすがに驚いたもん。

     そして同時に腑にも落ちた。

     そうかついにひでりちゃん実装かと感慨深く思った。」

 Aさん「そう・・・だったんだ。

     でもホントにひでりちゃんだったの?」

 Bさん「間違いない。このぼくがあの特徴的な声を聴き間違えるわけないじゃん。」

 Aさん「ま・まぁそれは・・・」


 Bさん「あれがひでりちゃんじゃないんだとすれば

     マヤちゃんかにこにーのどっちかだよ。」

 Aさん「マヤちゃんはともかく

     にこにーは絶対ないだろ!!!!!」


 マヤちゃんも現時点ではありえないですけどね。

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