【揺花草子。】<その2464:テルマエ。>
【揺花草子。】<その2464:テルマエ。>
Bさん「阿部さんちのお風呂がガス爆発したとします。」
Aさん「そんなバスガス爆発は発生しないで欲しいんだけど・・・」
Cさん「まあまあ。思考実験だから良いじゃない。」
Aさん「思考実験なら何でも良いって言う姿勢はどうなんですかね・・・。
多少の倫理観は備えていて欲しいと言うか・・・」
Bさん「阿部さんみたいな人がフィクションと現実の区別がつかずに
過激な漫画とかアニメに過剰にクレーム付けたりするんだ。」
Aさん「そんな事ないけど!!?」
Cさん「そうよね。
阿部さんは現実では犯罪となるようなえげつない行為が
いともたやすく行われているような年齢制限のある本を
電子書籍でたくさん揃えてるものね。」
Aさん「やめてくれませんそう言う言い方するの!!?」
Bさん「ま、とにかく阿部さんちのお風呂が壊れて使えなくなったとします。
コマンド?」
Aさん「なんで昔のアドベンチャーゲームみたいになってるの?」
Cさん「今のは FC 版ドラクエ I オマージュよ。」
Aさん「あぁ・・・そうだったんですね・・・。
そう言われれば戦闘で入力待ちの時に『コマンド?』って出た記憶が・・・。」
Cさん「RPG 黎明期って感じの時代を感じるわね。」
Bさん「もうっ! 話ずれて来てるようっ!
とにかくお風呂が壊れたら阿部さんはどうしますかって話だよう!」
Aさん「えー・・・。それってシャワーもダメなの?」
Cさん「ガスがダメになったんだからシャワーもダメよ。
冷水に耐え忍ぶって言うんだったらアリだけれども。」
Aさん「この季節にそれは厳しいなあ・・・。
となると、もう外にお風呂に行くしかないよねえ。」
Bさん「ふむふむ。つまり銭湯とかって事かな?」
Aさん「そうだね。」
Cさん「ドラクエ I の戦闘から銭湯とは恐れ入ったわね。
阿部さんかぶせて来ましたね。」
Aさん「シゲみたいなこと言わないでください。別にうまくないですし。
でも・・・まあ、銭湯しかないんじゃないです?」
Bさん「阿部さんのおうちのそばに銭湯ある?」
Aさん「いやー・・・ないねぇー・・・。
と言うか銭湯なんて今もうほとんどないでしょ。」
Cさん「市街中心部やその周辺にはまだ少しあるみたいだけれどもね。」
Aさん「うーん。
そうじゃなきゃ車なり公共交通手段で郊外のスーパー銭湯的なアレに
行くしかなさそうですねえ。
どっちにしても遠いですねえ。」
Bさん「おっ! 今阿部さんいい事言ったね!」
Aさん「えっ・・・なに?」
Bさん「さあ阿部さん、その銭湯が近くにはなく行き辛いと言う事と、
今日が10月26日であることを踏まえて一言どうぞ。」
Aさん「えー・・・またこのパターン・・・?」
Bさん「ほらほら頑張って!」
Aさん「遠い風呂・・・」
Bさん「グッド。」
お眼鏡に適ったようです。




