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【揺花草子。】(日刊版:2018年)  作者: 篠木雪平
2018年10月
281/365

【揺花草子。】<その2446:CP談義。>

 【揺花草子。】<その2446:CP談義。>


 Cさん「今日は10月8日だから桃雪の話をするわよ。」

 Aさん「うわ・・・またカトリーヌさんの持ち込み企画だこれ・・・」

 Cさん「あれ阿部さん不満なのかしら?」

 Aさん「いえ不満と言うか。

     去年も言いましたけれども10月8日だから桃矢兄ちゃんの話を

     するって言うなら解りますけど、

     何故一足飛びに桃雪の話なのかと・・・」

 Cさん「一足飛びなものですか。

     桃矢くんと雪兎くんは公式レベルでふたりでひとりじゃない。

     桃矢くんは雪兎くんがいちばんだし、

     雪兎くんも桃矢くんがいちばんよ。

     その間には決して分かつことのできない強固な繋がりがあるわ。」

 Aさん「すごい力説してますけど・・・」

 Cさん「旧シリーズの終盤で魔力を得る事ができず消えそうになっていた月だけれども、

     桃矢くんは自分の魔力を月に与えることで彼の消滅を防いだわよね。

     桃矢くんにとっては表に出る振る舞いが違うだけで雪兎くんと月は

     同一であり本質的に同質だった。

     月を救う事は雪兎くんを救う事に他ならなかった。

     だから彼はそれから先ものすごい大変な事になる事も解っていながら、

     自分の魔力を月に差し出したわけよね。」

 Aさん「あっ・・・はい・・・。」

 Cさん「そして『クリアカード編』では桃矢くんも月に分け与えた魔力が

     だいぶ回復して来ていたわよね。

     と言うかむしろ以前よりももっといろんな事に気付きつつあると言うか。

     そこらへんを敢えてぼやかして来るあたりが

     いかにも CLAMP さんって感じだけれども。」

 Aさん「そうですね・・・。」

 Cさん「雪兎くんもまた、自分が月と言うもう一つの人格を持っていると言う事を

     桃矢くんから聞かされて自覚するようになった。

     どちらが表でどちらが裏かは議論のあるところだろうけれども、

     雪兎くん・月にとって桃矢くんは自分の表も裏も知っている

     大切な存在と言う事になるわけね。

     そして桃矢くんもその表裏を特に区別する事なく分け隔てなく接している。

     精神的なレベルで2人の深い繋がりを感じさせるわ。

     一言で言えば尊いわ。」

 Aさん「尊い出ちゃった・・・」

 Cさん「それに桃矢くんは・・・」

 Aさん「あー・・・えっと、すみません、カトリーヌさん?」

 Cさん「え、なにかしら?」

 Aさん「相変わらずブリジットが全く喋らないんですけど・・・。」

 Cさん「そう言えば今日は随分大人しいわね。」


 Bさん「いやぼく今頑張って撫子育ててるところだから

     どうぞお構いなく。」

 Aさん「マギレコは収録終わってからに

     しといてくれるかな!!???」


 去年はフェリシアちゃんを育てるのに一生懸命だった。

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