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【揺花草子。】(日刊版:2018年)  作者: 篠木雪平
2018年09月
264/365

【揺花草子。】<その2429:殴りつけたくなる。>

 【揺花草子。】<その2429:殴りつけたくなる。>


 Bさん「今日は9月21日であると言う事を前提に今日の話を聞いて欲しいんだけど。」

 Aさん「えっ・・・あっハイ・・・。」

 Bさん「ぼくらの住むあたりでは古来おなかがいっぱいである様を

     『おなかくっつい』と表現しますね。」

 Aさん「おなか921・・・

     まあ確かに言うけど・・・。」

 Cさん「最近の若い人たちはあまり使わない表現かも知れないわね?」

 Aさん「確かに。ぼくも普段言わないですもん。」

 Bさん「それは単に阿部さんが日々食べることに事欠くほどに困窮していて

     おなかがくっついって言うほどの食事にありつく機会がないだけでしょ。」

 Aさん「何言ってくれてんのきみ!!!

     別に食事に事欠くような事なんてないけども!!???」

 Cさん「実際おなかをふくらかすだけなら小麦粉を水で練ってオーブンで焼くだけで

     そこそこボリューム感のあるものになるわよ。」

 Aさん「すぐに消化済みそうなレシピですね・・・。」

 Bさん「一方、大変な空腹に見舞われることを俗に

     『おなかと背中がくっつく』なんて言いますね。」

 Aさん「ああ・・・言いますね。」

 Cさん「そのへんの話は9月29日にもう少し詳しくするつもりだわ。」

 Aさん「なんですかその訳の分からない予告。」

 Bさん「『くっつい』と『くっつく』。

     たった1文字違うだけでその意味合いはまるで違うわけだ。

     正反対なわけだよね。

     日本語って面白いね。」

 Aさん「いや・・・いまさらそんな事言われてもなあ・・・。」

 Bさん「で、この『おなかくっつい』と言うのは端的に言えば方言ですのでね。

     もしかしたらぼくらの住む土地から遠く離れた地に住む人々にとっては

     ニュアンスが伝わりづらいんじゃないかとも思う。」

 Aさん「まあ・・・方言としては割とメジャーな方だとは思うけど、

     確かに知らない人は知らないかなあって気がするね。」

 Bさん「そこでぼくはこれをもう少し通りの良いと言うか、

     多くの人が理解しやすい平易な言い方に変えれば良いんじゃないかと思ったよ。」

 Aさん「多くの人が理解しやすい言い方・・・?」


 Bさん「『おなかきゅっぷい』。」

 Aさん「確かにそれは一部のファンには

     とても通りの良い表現だけどね!!???」


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