【揺花草子。】<その2426:バランスは良くない。>
【揺花草子。】<その2426:バランスは良くない。>
Bさん「秋の味覚と言えば秋刀魚じゃないですか。」
Aさん「ああ、うん、そうだねぇ。」
Cさん「年がら年中3食カップラの阿部さんには
あまり馴染みがないかしら?」
Aさん「年がら年中カップラってわけではないですよ!?
お昼はあなたたちと一緒に出たりしてるでしょ!!?」
Bさん「とか言いつつ今日だって鶏丼食べてたくせに。」
Aさん「い・・・いやっ・・・!!
(そう言えばブリジットは秋刀魚定食食べてたな・・・)」
Bさん「今年は秋刀魚の皆さん程よく豊漁の気配だそうですね。」
Aさん「秋刀魚の皆さん。」
Cさん「この時期はバーキン家でもちょいちょい焼き秋刀魚が
食卓に上るわ。」
Aさん「そうなんですか。」
Bさん「食卓に上らせているのはもっぱらぼくだけどね・・・。」
Aさん「あれちょっとお宅の娘さん軽く怒ってないです!!?
少しぐらい手伝って欲しいと言うニュアンスが暗に含まれてないです!!?」
Cさん「でもお休みの日はブリジットも食事当番はお休みにしてるのよ。
私が作ったりもするし外に食べに行ったりしてるんだから。」
Aさん「そ・そうなんですか・・・。」
Bさん「まあそれはそれ。
秋刀魚ってやっぱりグリルで焼くのが一番美味しいと思うんだよね。
どうしても器具が油で汚れちゃうから敬遠する人も多いと思うけど。」
Aさん「うーん。」
Cさん「最近はフライパンにクッキングシートを敷いて美味しく焼くとか
油で汚れないように魚焼き用のシートを使うとか
いろいろ便利なものもあるけどね。」
Bさん「(どうせ使わないくせに・・・)」
Aさん「娘さんどうせ使わないくせにって顔で見てますよ・・・。」
Bさん「ともかく秋の味覚・秋刀魚。
食べ物が美味しい季節である秋の食材は数あれど、
秋刀魚はその中でも別格上位と言うか、
他の秋の食材たちから1歩抜きんでている感じがあると思うよ。」
Aさん「そう・・・かな?」
Bさん「なのでぼくはこれから秋刀魚の事を
『サンマ・サンマ』と呼ぼうと思う。」
Aさん「『ハンマ・ハンマ』みたいに言うんじゃないよ。」
一般兵でも扱えるサイコミュシステムを搭載したロマンあふれる機体。




