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【揺花草子。】(日刊版:2018年)  作者: 篠木雪平
2018年09月
244/365

【揺花草子。】<その2409:追憶。>

 【揺花草子。】<その2409:追憶。>


 Bさん「今日から9月ですねえ。」

 Aさん「9月ですねえ。」

 Cさん「今期の阿部さんの嫁たちはどんな結末に辿り着くのかしらね。」

 Aさん「だからまたそう言う事を言う。」

 Bさん「そんな9月1日である今日はドラゴンボールの話題ですよ。」

 Aさん「ほう・・・そうなの?

     日付ネタと関係あるのかな?」

 Cさん「もちろんあるわよ。日付ネタ強化月間だから。」

 Aさん「月間2か月目突入ですね。」

 Bさん「9月1日、つまりキュイの話題です、」

 Aさん「キュイ!!! フリーザ軍の!!?」

 Cさん「さすがよく覚えてるわね。」

 Aさん「そりゃ、まあ・・・。」

 Bさん「地球に侵攻してきたベジータが悟空たちによって返り討ちに遭い、

     乗って来た宇宙船で撤退を余儀なくされた。

     辿り着いた惑星フリーザNo.79で医療カプセルで治療を受けて

     回復したベジータを出迎えたのがキュイだったね。」

 Aさん「あぁ・・・そうでした。」

 Cさん「キュイの戦闘力は当時のベジータと並ぶ 18000 と言う数値だった。

     そう言う点でもベジータとはライバル的な立ち位置だったわね。」

 Aさん「そうでしたね。」

 Bさん「けど死の淵から甦るたびに劇的に戦闘力が跳ね上がると言う

     サイヤ人の特性のため、

     地球での戦闘の傷が癒えたベジータはキュイの戦闘力を大きく上回ることになった。

     フリーザ軍からの出奔を画策したベジータとキュイは戦闘になり、

     ベジータはキュイを圧倒する。」

 Aさん「うんうん。」

 Cさん「そしてご存知『へっ、きたねえ花火だ』よ。」

 Aさん「そうですね。」

 Bさん「しかしこの台詞を紐解いてみれば、

     きれいな、つまり夜空に咲く大輪の光の花のごとき

     美しい花火の様態をベジータは知っていると言う事の傍証になりますね。」

 Aさん「あー・・・うーん・・・そうなる・・・のかな・・・?」


 Bさん「残酷な精神の持ち主であるベジータ王子も

     幼心に花火の綺麗さに心を奪われる事があったのかと思うと

     なんだか切なくなって来るね。」

 Aさん「切なくなって来るかなぁ。」


 その花火は誰と一緒に見たものだったのか。

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