【揺花草子。】<その2409:追憶。>
【揺花草子。】<その2409:追憶。>
Bさん「今日から9月ですねえ。」
Aさん「9月ですねえ。」
Cさん「今期の阿部さんの嫁たちはどんな結末に辿り着くのかしらね。」
Aさん「だからまたそう言う事を言う。」
Bさん「そんな9月1日である今日はドラゴンボールの話題ですよ。」
Aさん「ほう・・・そうなの?
日付ネタと関係あるのかな?」
Cさん「もちろんあるわよ。日付ネタ強化月間だから。」
Aさん「月間2か月目突入ですね。」
Bさん「9月1日、つまりキュイの話題です、」
Aさん「キュイ!!! フリーザ軍の!!?」
Cさん「さすがよく覚えてるわね。」
Aさん「そりゃ、まあ・・・。」
Bさん「地球に侵攻してきたベジータが悟空たちによって返り討ちに遭い、
乗って来た宇宙船で撤退を余儀なくされた。
辿り着いた惑星フリーザNo.79で医療カプセルで治療を受けて
回復したベジータを出迎えたのがキュイだったね。」
Aさん「あぁ・・・そうでした。」
Cさん「キュイの戦闘力は当時のベジータと並ぶ 18000 と言う数値だった。
そう言う点でもベジータとはライバル的な立ち位置だったわね。」
Aさん「そうでしたね。」
Bさん「けど死の淵から甦るたびに劇的に戦闘力が跳ね上がると言う
サイヤ人の特性のため、
地球での戦闘の傷が癒えたベジータはキュイの戦闘力を大きく上回ることになった。
フリーザ軍からの出奔を画策したベジータとキュイは戦闘になり、
ベジータはキュイを圧倒する。」
Aさん「うんうん。」
Cさん「そしてご存知『へっ、きたねえ花火だ』よ。」
Aさん「そうですね。」
Bさん「しかしこの台詞を紐解いてみれば、
きれいな、つまり夜空に咲く大輪の光の花のごとき
美しい花火の様態をベジータは知っていると言う事の傍証になりますね。」
Aさん「あー・・・うーん・・・そうなる・・・のかな・・・?」
Bさん「残酷な精神の持ち主であるベジータ王子も
幼心に花火の綺麗さに心を奪われる事があったのかと思うと
なんだか切なくなって来るね。」
Aさん「切なくなって来るかなぁ。」
その花火は誰と一緒に見たものだったのか。




