【揺花草子。】<その2189:Jewelry。>
【揺花草子。】<その2189:Jewelry。>
Bさん「満を持して OA が始まりました『CCさくらクリアカード編』ですけれども。」
Aさん「うん・・・満を持して始まったねぇ・・・。」
Bさん「いろいろ言わなきゃいけないことはたくさんあるんだけども、
とりあえずいの一番に言っておきたいことがあるんです。」
Aさん「え? うん。」
Bさん「あのね、ED が圧倒的に可愛すぎない?」
Aさん「あぁ・・・うん・・・。ホント可愛いよねぇ・・・。
決して大袈裟じゃなく、純粋な意味でとっても衝撃を受けたよ・・・。」
Cさん「そうよね。
なんと言うか『こんなに可愛い ED が世の中に存在するのか!』って思えるぐらい
他の追随を許さない図抜けた可愛さよね。
あんなに完璧な映像作品はこの先数年間はお目にかかれないんじゃないかとさえ
思っちゃうくらいだわ。」
Aさん「えぇほんとに・・・。
もうなんと言うか観てるだけであらゆる穢れが浄化される感じです・・・。
安っぽく聞こえるから嫌いで普段はこう言う言い方はしないんだけど、
ああ言うのを『尊い』って言うんだなぁって感じですよ・・・。」
Bさん「分かる。」
Cさん「分かるわ・・・。」
Aさん「(めっちゃ共感得てる)」
Bさん「もう今日の阿部さん仏様みたいな穏やかな顔してるもん。
透明なもので満たされていくって感じの表情だもん。」
Aさん「それは OP じゃないか。
いや OP は OP でホント素晴らしいけども。」
Cさん「ホントにそうよね。旧シリーズ OP の『プラチナ』の映像と
そこはかとないリンク感が散りばめられてて軽く涙ぐんじゃうわ。」
Aさん「えぇえぇ。分かります。」
Bさん「でさ、そんな大絶賛 OA 中の『クリアカード編』。
今回の話数が公開される頃は #03 まで OA されてる頃合だろうけれども、
ぼくらのリアルな時間軸的には #02 まで OA が進んでいるタイミング。」
Aさん「うん。」
Bさん「この、ぼくらにとっての直近話数である #02 では、
ぼくら的には極めて大きな出来事がありましたよ。」
Aさん「極めて大きな。」
Bさん「言うまでもなく、作中で苺鈴ちゃんと偉さんに対する言及があったことです。」
Aさん「あぁ・・・それね・・・。」
Cさん「去年9月に発売された原作単行本3巻に同梱された OVA の話題を
したときにも話したけれども、
『クリアカード編』アニメは、原作旧シリーズの終わり方を引き継いで
ストーリーが始まってるわ。」
Aさん「アニメの旧シリーズではなくってことですよね。」
Bさん「そう。
だからアニメ旧シリーズのオリジナルキャラクターであって
原作には登場しない苺鈴ちゃんや偉さんは
『クリアカード編』アニメへの登場も半ば絶望的だと思われていました。
と言うか、少なくともぼくらはそう考えていた。」
Aさん「そう・・・だね。確かに。」
Cさん「言うなれば旧シリーズでは
『苺鈴ちゃんがいない原作の世界線』と『苺鈴ちゃんがいるアニメの世界線』が
別個に存在する状態だったわけで、
今回の『クリアカード編』アニメは前者の延長線上にあると
考えられていたわけだけれども、
この #02 によって、それは誤りだったことが示されたわけ。」
Aさん「ええ、そうですね。
もちろん純粋にアニメ旧シリーズの世界線の延長線上にあると考えると
旧シリーズ最終盤との関連でいろいろ不整合が出て来ちゃうわけですけども・・・」
Bさん「そう。だから良い感じに2つの世界線が収斂した
もうひとつの世界線ぐらいの見方をすると
きっと程良いんじゃないかと思うよ。」
Aさん「多世界解釈・・・。」
Cさん「専門的に言えばそう言う言い方は相応しくないのかも知れないけど、
まあそんな感じはあるかもね。」
Bさん「もちろん、世界線の断絶をなるたけ緩やか、あるいは曖昧にしようと言う意図で
演出の一部として、言わばフレーバーテキストのような位置付けで
ただ言及しただけって可能性もあるわけだけれど、
それでも、ぼくはやっぱり期待せざるを得ない。」
Aさん「期待。」
Cさん「小狼くんが作中で何度か言ってるように。
苺鈴ちゃんにも。
キャラクターとして『やらなきゃいけないこと』を
果たして欲しいと切に願うわ。」
Bさん「シリーズの中で1話数だけでも良い。
ぜひ実際にストーリーの中に登場して貰って、
彼女らしい振る舞いで、作品の賑やかしとしての活躍を強く期待するよ。」
Aさん「あぁ・・・。
確かにそれはそうかも。
そこは、彼女の余人を以て代え難いポジションだもんね。」
Bさん「そしてその時こそ本作は
この数年を代表する傑作の誉れを
得ることになるんじゃないかと思うんだ。」
Aさん「期待感すごいな。」
信じることがパワー。




